市内では、ひったくり、路上強盗、車上ねらいなどの街頭犯罪や住宅への侵入盗など、生活に身近な場所で発生する犯罪が多く発生しています。私たちの周りでも被害にあった人の話を聞くなど、いつ、誰が犯罪にあってもおかしくない状況です。
これらの犯罪は、犯罪を起こそうとする者が「犯行に及んでも、大丈夫そう（つかまらない、成功しそう）」という「機会」に乗じて実行されるのが特徴です。そのため、犯罪を未然に防止するには、犯罪を起こさせにくい地域の環境づくりが重要です。
私たち一人ひとりが、自分の犯罪を防止する意識を持って、自分の住む地域に目をそそぎ、住民どうしのつながりを強めていくことが、犯罪の発生を抑止するまちづくりにつながっていきます。
犯罪者は、地域の目がある、住民どうしのつながりが強い地域を避ける、といわれています。隣近所同士で日常的なあいさつを交わすことや地域の監視の目として「防犯パトロール」を行うことが、犯罪の抑止に効果があるといわれています。