更新日:2024年7月12日
日本人の2人に1人がかかると言われ、すべての人にとって身近な病気である「がん」。
がんと向き合うためには、正しい情報を入手することが大切です。
がんに関する様々な情報を掲載します。
1 がんの相談窓口
2 がんと仕事に関することについて
3 がんに関する情報
4 医療費等の支援について
5 アピアランス(外見)ケアについて
6 「リンパ浮腫」をご存知ですか?
7 がん予防について
患者さんやご家族のほか地域の方、がん診療連携拠点病院等で診療を受けていない方など、どなたでも無料で利用できます。
がんに詳しい看護師や生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどが相談員として質問や相談をお受けしています。
また、併せて、リーフレット「はじめての在宅療養」もご覧ください。
事業者の方へ、支援を受ける方へ、医療機関・支援機関の方への情報が掲載されています。
がんと診断された不安や悩みを相談できる身近な窓口や医療費・生活費に対する支援制度等を掲載しています。
がんになったら手にとるガイド 患者必携 普及新版
がんと診断されたら真っ先に読む本として、患者さんとその家族に必要な情報を網羅。 がんと積極的に向き合い、互いに支えあい自分らしい療養生活を送るための手引書です。
小児の方、AYA世代の方、働く世代の方への世代別の情報も掲載しています。
1か月あたりに支払う医療費の一部負担金が高額になったときに、その自己負担限度額を超えた額が「高額療養費」として払い戻されます。
高額医療・高額介護合算制度では、上記の軽減を受けてもなお残る医療・介護の負担額について、年単位で上限を設けることでさらに負担を軽減するものです。
国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センターでは「見た目の変化がつらい、不安だ」と感じている患者さんの相談に応じる部門です。医師や看護師、薬剤師、心理療法士、理美容職などが連携し、治療中も安心して過ごせるようサポートしています。
注:草加市では、ウイッグ等購入費の補助制度はありません
がん情報センター(外部サイトにリンクします)
がん情報センター「リンパ浮腫 もっと詳しく」(外部サイトにリンクします)
注: 同じ手術をしても「リンパ浮腫」になる人もいれば、ならない人もいます。
症状の出方にも【個人差】があります。
気になることがあれば、担当の医師に早めに相談しましょう。
むくんでいたり、重たく感じたり、だるかったり・・・
腕や脚の左右の太さが違ったり、関節を曲げにくかったり・・・
いつもとの違いに気づいたら、担当の先生に相談しましょう。
2.感染しないようにしましょう(皮膚感染すると、リンパ浮腫が重症化する場合があります)
・むくんでいる側で採血や血圧測定をしない、
・虫に刺されないように長袖を着たり、虫よけ対策をする
・皮膚に傷を作らないようにする(髭剃りや除毛時は注意!)
・保湿等で皮膚の潤いを保つようにする など
3.体を締め付けないようにしましょう(締め付けているとリンパ液の流れが悪くなります)
・むくんでいる側で重たい荷物はなるべく持たないようにする
・ブラジャーやパンツ、ベルト、指輪等も締め付けないサイズを選ぶ
4.長時間、同じ姿勢にならないようにしましょう(血液もリンパ液も循環が悪くなります)
・(足のむくみのある場合)正座はできるだけしない
・時々、立ち上がったりして体を動かす
5.適度に体を動かしましょう
「むくんだ腕や足は動かさないほうがいいのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、
適度に体を動かすことは、リンパ液の流れを促す効果があります。
ただし、疲れるくらいの運動になると逆効果なので、自分の体力や状態にあった運動を適度に
行いましょう。(歩行の際、むくんでいる側の腕を振りすぎないようにしましょう)
6.体重コントロールをしましょう(脂肪がリンパ液の流れを阻害します)
・定期的に体重測定をしましょう
・バランスの良い食事を心がけましょう
埼玉県内のがん相談支援センター一覧 (埼玉県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
検診ですべてのがんが見つかるとは限りませんが、生活習慣を見直し、がん検診を定期的に受けることが重要です。また、いつもと違うと感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。
がんと向き合うためには、正しい情報を入手することが大切です。
がんに関する様々な情報を掲載します。
1 がんの相談窓口
2 がんと仕事に関することについて
3 がんに関する情報
4 医療費等の支援について
5 アピアランス(外見)ケアについて
6 「リンパ浮腫」をご存知ですか?
7 がん予防について
1 がんの相談窓口
がん相談支援センター
がん相談支援センターは、がんのことやがんの治療について知りたい、今後の療養や生活のことが心配など、がんに関わる質問や相談をお受けしています。患者さんやご家族のほか地域の方、がん診療連携拠点病院等で診療を受けていない方など、どなたでも無料で利用できます。
がんに詳しい看護師や生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどが相談員として質問や相談をお受けしています。
- 埼玉県内のがん相談支援センター一覧 (埼玉県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
- (リーフレット)がん相談支援センターにご相談ください(国立がん研究センター がん情報サービス)
がん患者・家族の支援 がん相談ホットライン(日本対がん協会)
看護師や社会福祉士が、患者さんやご家族などから相談を受ける「がん相談ホットライン」です。- がん患者・家族の支援 がん相談ホットライン(外部サイトにリンクします)
在宅医療サポートセンター
在宅医療サポートセンターは、市民の方が住み慣れた地域で安心して在宅医療が受けられるよう、本人やその家族などからの在宅医療・療養に関する相談窓口です。また、医療・介護関係者が、市民の皆さんに在宅療養サービスを継続して提供できるようサポートも行います。まずは、お電話でご相談ください。また、併せて、リーフレット「はじめての在宅療養」もご覧ください。
- 草加八潮医師会在宅医療サポートセンター(外部サイトにリンクします)
- リーフレット「はじめての在宅療養」
2 がんと仕事に関することについて
がんワンストップ相談(埼玉県)
埼玉県では働くがん患者さんの治療と仕事の両立を支援するため、複数の専門職による相談会を開催しています。「がんになって仕事を続けようか迷っている」「病気のことを会社にうまく説明できない」などの相談から「ほかのがん経験者はどのように病気を乗り越えたのか知りたい」「症状・副作用が心配」「治療費が気になる」など仕事の内容以外にも幅広い相談をすることができます。
治療と仕事の両立支援ナビ(厚生労働省)
治療しながら働く人を応援する情報ポータルサイトです。事業者の方へ、支援を受ける方へ、医療機関・支援機関の方への情報が掲載されています。
- 治療と仕事の両立支援ナビ (外部サイトにリンクします)
がんと仕事のQ&A(国立がん研究センター がん情報サービス)
体験者からのアドバイスやコラム等、役立つ資料です。3 がんに関する情報
埼玉県がんサポートハンドブック(埼玉県)
「埼玉県がんサポートハンドブック(地域の療養情報)」は、がんの診断を受けた時、がんの治療を受ける時などに役立つ情報をまとめた冊子です。がんと診断された不安や悩みを相談できる身近な窓口や医療費・生活費に対する支援制度等を掲載しています。
がんになったら手にとるガイド 患者必携 普及新版
(国立がん研究センター がん情報サービス )
がんと診断されたら真っ先に読む本として、患者さんとその家族に必要な情報を網羅。 がんと積極的に向き合い、互いに支えあい自分らしい療養生活を送るための手引書です。がん情報サービス(国立がん研究センター)
一般向け・医療関係者向けに各種がんの解説、予防・検診方法、標準治療など様々な情報を提供するほか、医療機関や相談支援センターなどの検索もできます。ダウンロードが可能な各種冊子には、音声版もあります。小児の方、AYA世代の方、働く世代の方への世代別の情報も掲載しています。
- がん情報サービス (外部サイトにリンクします)
埼玉県のがん対策
埼玉県のがん対策についてのページです。- 埼玉県のがん対策(外部サイトにリンクします)
4 医療費等の支援について
がんになると、病気や治療のことだけでなく、お金のことも気になります。がんの治療にかかるお金にはさまざまな種類があり、場合によっては長期にわたりかかるものもあります。治療を受けるにあたって、自分がこれから受ける医療にかかるお金の目安や、通院や治療、治療後の療養生活を経済的に支える支援制度を知っておくことはとても大切です。がんの治療にかかる主な費用、利用できる経済的支援制度等についての情報です。- 制度やサービスを知る がんとお金 (国立がん研究センター がん情報サービス)(外部サイトにリンクします)
高額療養費
医療費の負担を軽くするために、医療費には自己負担限度額が設けられています。1か月あたりに支払う医療費の一部負担金が高額になったときに、その自己負担限度額を超えた額が「高額療養費」として払い戻されます。
- 国民健康保険加入の方 70歳未満の方 70歳未満の人の医療費が高額になったときは(高額療養費)
- 国民健康保険加入の方 70歳以上75歳未満の方 70歳以上75歳未満の人で、医療費が高額になったときは(高額療養費)
- 後期高齢者医療制度に加入の方 75歳以上の方 医療費が高額になったときは(高額療養費)
- その他の健康保険に加入の方 勤務先の人事労務担当者や加入している健康保険事務所にご確認ください
高額医療・高額介護合算制度
医療保険や介護保険を使用した際、医療保険・後期高齢者医療制度では高額療養費の支給により、介護保険制度では高額介護(介護予防)サービス費の支給により、世帯合算負担額に月単位で上限を設けて負担軽減を図っています。高額医療・高額介護合算制度では、上記の軽減を受けてもなお残る医療・介護の負担額について、年単位で上限を設けることでさらに負担を軽減するものです。
納税の猶予制度
災害、疾病その他の事実により納税者が市税等を一時に納付することができないとき、納税資金調達の時間的余裕を作るため、その事実を証明する書類等を添えて申請することにより納税の猶予が認められる場合があります。医療費控除
その年の1月1日から12月31日までの間に自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額の所得控除を受けることができます。
小児慢性特定疾患医療費助成制度
がんを含む小児慢性特定疾患(対象となる疾病の状態や治療状況等の基準が定められています)の治療にかかった費用のうち、世帯の所得額に応じて支払う自己負担金額を超えた部分の助成を受けられます。対象は18歳未満の児童で、引き続き治療が必要であると認められる場合は、20歳まで助成を受けられます。詳しくは、お住まいの地域の保健所にお問合せください。- 小児慢性特定疾患医療費助成制度について (埼玉県)(外部サイトにリンクします)
5 アピアランス(外見)ケアについて
アピアランス(外見)ケアとは、「がんの治療により、副作用で外見の変化(脱毛、爪の割れやはがれ、身体の部分的な欠損)に対し、医学的、整容的、心理社会的支援を用いて、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア」のことです。国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センターでは「見た目の変化がつらい、不安だ」と感じている患者さんの相談に応じる部門です。医師や看護師、薬剤師、心理療法士、理美容職などが連携し、治療中も安心して過ごせるようサポートしています。
注:草加市では、ウイッグ等購入費の補助制度はありません
- 国立がん研究センター中央病院アピランス支援センター(外部サイトにリンクします)
- 患者さんへのお役立ち情報(外部サイトにリンクします)
アピアランス(外見)ケアに関するリーフレット
- (リーフレット)髪が抜けますと言われたら
- (リーフレット)ウイッグを買いたいと思ったら
- (リーフレット)爪に影響が出ますと言われたら
- (リーフレット)肌に影響が出ますと言われたら
- (リーフレット)眉毛・まつげが抜けますと言われたら
- (リーフレット)顔や首に大きく傷が残ると言われたら
- (リーフレット)術後の見た目を整えるには
6 『リンパ浮腫』をご存知ですか?
「リンパ浮腫」とは、がんの治療部位に近い腕や足などの皮膚の下に、リンパ液がたまってむくんだ状態のことを言います。乳がんや子宮がん、卵巣がんや前立腺がん等で、リンパ節の切除や放射線治療などをした後、リンパ液の流れが悪くなることで起こります。がん情報センター(外部サイトにリンクします)
がん情報センター「リンパ浮腫 もっと詳しく」(外部サイトにリンクします)
注: 同じ手術をしても「リンパ浮腫」になる人もいれば、ならない人もいます。
症状の出方にも【個人差】があります。
気になることがあれば、担当の医師に早めに相談しましょう。
生活の中で気を付けること
1.リンパ浮腫に早期に気づきましょうむくんでいたり、重たく感じたり、だるかったり・・・
腕や脚の左右の太さが違ったり、関節を曲げにくかったり・・・
いつもとの違いに気づいたら、担当の先生に相談しましょう。
2.感染しないようにしましょう(皮膚感染すると、リンパ浮腫が重症化する場合があります)
・むくんでいる側で採血や血圧測定をしない、
・虫に刺されないように長袖を着たり、虫よけ対策をする
・皮膚に傷を作らないようにする(髭剃りや除毛時は注意!)
・保湿等で皮膚の潤いを保つようにする など
3.体を締め付けないようにしましょう(締め付けているとリンパ液の流れが悪くなります)
・むくんでいる側で重たい荷物はなるべく持たないようにする
・ブラジャーやパンツ、ベルト、指輪等も締め付けないサイズを選ぶ
4.長時間、同じ姿勢にならないようにしましょう(血液もリンパ液も循環が悪くなります)
・(足のむくみのある場合)正座はできるだけしない
・時々、立ち上がったりして体を動かす
5.適度に体を動かしましょう
「むくんだ腕や足は動かさないほうがいいのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、
適度に体を動かすことは、リンパ液の流れを促す効果があります。
ただし、疲れるくらいの運動になると逆効果なので、自分の体力や状態にあった運動を適度に
行いましょう。(歩行の際、むくんでいる側の腕を振りすぎないようにしましょう)
6.体重コントロールをしましょう(脂肪がリンパ液の流れを阻害します)
・定期的に体重測定をしましょう
・バランスの良い食事を心がけましょう
変だな?と思ったら・・・
手術でリンパ節を切除した腕や足、放射線治療をした周りの部分が、「むくんでいる」「重たく感じる」「だるい」等と感じたら、「いつから」「どこが」「どんな様子なのか」を担当の医師に伝えて、相談しましょう。埼玉県内のがん相談支援センター一覧 (埼玉県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
四肢のリンパ浮腫治療のための弾性着衣等に係る療養費の支給について
四肢のリンパ浮腫治療のための弾性着衣(弾性ストッキング、弾性スリーブ、弾性グローブ及び弾性包帯)が保険適用(療養費)として、支給対象になる場合があります。
支給対象となる疾病や条件等がありますので、詳しくは加入している健康保険等にご確認ください。
草加市国民健康保険の方は、こちら。
後期高齢者医療の方は、こちら。
7 がん予防について
日本人の約2人に1人が生涯のうちにがんにかかるとと言われ、死亡原因の第1位となっています。しかし、がんは不治の病ではありません。早期発見・早期治療で生存率は高まり、心身ののダメージや治療費、生活等の負担を軽減することができます。検診ですべてのがんが見つかるとは限りませんが、生活習慣を見直し、がん検診を定期的に受けることが重要です。また、いつもと違うと感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。
このページに関する問い合わせ先
健康づくり課
住所:〒340-0016 草加市中央1丁目1番8号
電話番号:048-922-1156
ファクス番号:048-922-1516