木橋リノベーション事業協定締結式

　　　　　　　　　協定書を持つ山川草加市長（左）とものつくり大学國分泰雄学長（右）

　令和6年5月30日（木曜日）学校法人ものつくり大学と「木橋リノベーション事業に関する基本協定」の締結式を行いました。

　草加市が管理する木橋は供用を開始してから、20年以上が経過しており、老朽化が進んでいるため、修繕が必要な状況ですが、老朽化の度合いに差があるため、最適な修繕方法は橋により異なり、効果的な修繕を行うには高度な専門的知識が必要となります。

　ものつくり大学は、カリキュラムの中に橋りょうの設計施工や木造建築コースもあり木造建築物の知識に長けている大学です。
　この度、ものつくり大学と連携し、木橋の修繕について技術的協力を行うべく「木橋リノベーション事業に関する基本協定書」の締結に至りました。

　山川百合子草加市長は、「ものつくり大学との、木橋リノベーション事業に関する基本協定書の締結により、事業を通して、本市が土木技術者の担い手育成、及びものつくり大学様の教育・研究にご協力できること、また、草加市職員との協働、交流を通じて草加市への関心を高めていただくことを期待しております。」と述べました。

　ものつくり大学　國分泰雄学長は、「本学は、実学を重視し、ものづくりを通して、自己実現できるパイオニア「テクノロジスト」を育成しており、この事業を通し、今まで培ってきた技術や経験を活用させていただき、地域貢献に繋がればと思います。本事業が、木橋修繕の先駆けになれることを期待しています。」と語られました。