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草加市

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子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

更新日:2024年4月24日

感染症を防ぐために予防接種を行っています。対象者には郵送で通知します。

  • 持ち物
    母子健康手帳、予診票、健康保険証などの住所の確認できるもの
  • 接種できる医療機関
    下記の関連ファイルからダウンロードできます。

注1:予防接種の受付時間は、各医療機関により異なりますので、あらかじめ確認してください。

注2:指定医療機関以外で予防接種を希望される方は、事前に保健センター(電話:048-922-0200)にお問い合わせください。

注3:定期の予防接種は、法令で決まった対象年齢と接種間隔があり、公費(無料)で接種が可能です。しかし、その対象年齢と接種間隔に合った接種でない場合は任意接種となり、その費用は自己負担となります。また、国の健康被害救済(重い副反応が出た場合の補償制度)の適用も受けられなくなりますので注意してください。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

HPVワクチンのキャッチアップ接種は令和7年3月31日までです

【対象者】
以下のいずれも満たす方がキャッチアップ接種対象者です。
・平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性
・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない

接種完了までに半年程度かかります。接種希望の方は早めに接種しましょう。
接種期間を過ぎると、すべて自費での接種となります。

HPVワクチンの積極的勧奨の再開について


HPV(子宮頸がん予防)ワクチンは予防接種後にワクチンとの因果関係が否定できない副反応の疑いが報告され、平成25年6月から国の方針により積極的な勧奨は差し控えていました。

令和3年11月26日の厚生労働省の通知より、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和4年4月から積極的勧奨が再開となりました。

また、令和5年4月からは、これまで公費対象となっていた2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)に加え、9価ワクチン(シルガード9)も公費対象となりました。

接種にあたっては、本ページ及び、予診票に同封されている厚生労働省のリーフレットをよくお読みいただき、「効果」と「副反応」を十分に理解いただいた上で、体調の良い時に接種してください。

定期接種 【小学校6年生~高校1年生相当の女子】


 小学校6年生相当(令和6年度は平成24年4月2日~平成25年4月1日生)の女子に予診票を送付しています。

  • 接種対象者:小学校6年生~高校1年生相当の女子(標準接種時期は中学1年生相当の年齢)
  • 接種期間 :高校1年生相当の年度の3月31日まで

キャッチアップ接種 【平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性】


HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えににより、接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、積極的な勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった平成9年度から平成19年度生まれの女子を対象に、キャッチアップ接種を行っています。

  • 対象者 :平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性
  • 接種期間:令和7年3月31日まで
注:接種完了のためには半年程度かかります。早めに接種しましょう。

接種を希望される場合は、予診票および母子健康手帳を接種実施医療機関にお持ちいただき、接種を受けてください。母子健康手帳は予防接種の接種履歴の確認および接種の記録のため必要となりますので必ずご持参ください。

予診票をお持ちでない場合は、保健センター(電話:048-922-0200)までご連絡をお願いします。

母子健康手帳をお持ちでない場合


  • 定期接種対象者:母子健康手帳を再発行します。保健センターまでお越しください。
  • キャッチアップ接種対象者:母子健康手帳の再発行はしませんが、予防接種の接種履歴の確認が必要となります(注:)。

注:「予防接種履歴」について
接種の際にこれまでの予防接種の接種履歴を確認するため、草加市での接種履歴(任意接種は除く)について、申請により「予防接種履歴」を発行します。
HPVワクチン接種後は、「予防接種履歴」の申請時に一緒にお渡しする「子宮頸がん予防(HPV)ワクチン接種済証」に、医療機関にて記録されます。大切に保管するようにしてください。
 
なお、草加市以外での接種履歴については、接種した医療機関または接種した時に住民票のあった市区町村にお問い合わせください。 

「予防接種履歴」をご希望の方

「草加市予防接種記録交付申請書」(関連ファイルよりダウンロード可)を記載し、本人確認書類を同封のうえ、保健センターまで申請してください。申請できるのは、本人(18歳未満の場合には保護者)に限ります。

自費で接種した方への償還払いについて

平成9年度~平成16年度生まれで、定期接種の対象年齢を過ぎたあと、令和4年3月31日までに自費で接種した場合は、その費用の全額もしくは一部を助成します。詳細は以下のページをご覧ください。

 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の償還払いについて

子宮頸がんとは

子宮頸がんは、子宮頸部という子宮の入り口に発生するがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因と考えられています。このウイルスは、女性の多くが一生に一度は感染すると言われています。HPVに感染してもウイルスの多くは自然に排除されますが、感染が長く続くと数年から数十年で発症することがあります。

ワクチンの効果

現在国内で接種できる子宮頸がん予防ワクチンは、国内外で子宮頸がん患者から最も多く検出される16型・18型(約50%~70%)に対する抗原を含んでいる2価ワクチン(サーバリックス)と尖圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫症の原因となる6型・11型も加えられた4価ワクチン(ガーダシル)、令和5年4月からは、さらに31型・33型・45型・52型・58型も加えられた9価ワクチン(シルガード9)も公費対象となりました。9価ワクチン(シルガード9)では、子宮頸がんの原因の80~90%を占めるHPVの感染を予防することができるとされています。
HPV未感染者を対象とした海外の報告では、感染及び前がん病変の予防効果に関して、いずれのワクチンとも高い有効性が示されています。ただし、ワクチンは、すでに感染したウイルスを排除することはできないので、性交渉を経験する前に接種を受けることが最も効果的です。また、定期接種の対象年齢を過ぎてからの接種でも、ある程度の有効性があることが示されています。

ワクチンの副反応

予防接種後の副反応としては、接種部位の痛み・腫れ・赤み・頭痛・めまい・吐き気・下痢・かゆみ・発熱・疲労が起こることがあります。

まれに重いアレルギー症状(呼吸困難・じんましん)や、広い範囲の痛みや手足の動かしにくさ、不随意運動の報告があります。

予防接種は必ず、本人の体調の良い時に受けるようにし、直後は必ず保護者が付き添い、30分程度は背もたれのある椅子に座るなど、医師の指示に従い安静に過ごしてください。気になる症状や体調の変化が現れたら、すぐに医師に相談してください。
 

ワクチンの種類

これまで公費接種対象であった「サーバリックス(2価)」と「ガーダシル(4価)」に加え、令和5年4月1日より、「シルガード(9価)」も公費接種対象となりました。

原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、途中から9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了することも可能です。この場合にも公費で接種することができます。
なお、異なるワクチンを混在させて接種した場合の効果やリスクについての科学的知見は限定されています。

接種するワクチン、接種間隔については、医療機関にご相談ください。

ワクチンの種類 接種間隔(標準的接種間隔) 回数 
サーバリックス(2価)  1回目接種から1か月後に2回目接種、1回目接種から6か月後に3回目接種
 (標準的接種間隔での接種ができない場合も、必ず、1回目と2回目は1か月以上
 2回目と3回目の接種は2か月半以上あけ、かつ、1回目と3回目の接種は5か月以上あけて接種します)
3回
ガーダシル(4価)  1回目接種から2か月後に2回目接種、1回目接種から6か月後に3回目接種
 (標準的接種間隔での接種ができない場合も、必ず、1回目と2回目の接種は1か月以上あけ、かつ、
 2回目と3回目の接種は3か月以上あけて接種します)
3回
シルガード(9価) 15歳になる前に1回目を接種する場合】
 1回目接種から6か月後に2回目接種
 (1回目と2回目の接種を5か月以上あけずに接種した場合、3回目を接種する必要があります。
 その場合、2回目と3回目の接種は3か月以上あけて接種します。)
 注1:15歳未満に1回目を接種する場合でも、3回目の接種まで公費対象となります。

15歳になってから1回目を接種する場合】
 1回目接種から2か月後に2回目接種、1回目接種から6か月後に3回目接種
 (標準的接種間隔での接種ができない場合も、必ず、1回目と2回目の接種は1か月以上あけ、かつ、
 2回目と3回目の接種は3か月以上あけて接種します)

2回


または


3回

 

なお、ワクチン接種だけでは子宮頸がんを完全に予防できません。20歳を過ぎたら定期的に子宮がん検診を受けましょう。

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このページに関する問い合わせ先

保健センター
住所:〒340-0016 草加市中央1丁目1番8号
電話番号:048-922-0200 ファクス番号:048-922-1516

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