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草加市

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在宅避難を安心して行うために

更新日:2023年12月28日

 災害時に避難所に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは、”難”を”避”ける行動。すなわち、災害リスクから命を守る行動です。ご自宅で安全が確保できる場合は、在宅避難を推奨しています。

 

なぜ、避難所じゃないの?

 避難所は限られた収容人数の中でたくさんの人が生活し、密な状況になることが想定されます。在宅避難は、住み慣れた空間でプライバシーを保ちながら過ごすことができます。
 また、草加市においては、水害の場合も、2階以上へ浸水する恐れのある地域はほとんどなく、家屋が流されるような洪水も起きる恐れがないため、在宅避難(自宅の2階以上への垂直避難)を推奨しています。
 ただし、水害時に2階以上への避難ができない場合や、親戚や知人宅も利用できない場合、地震の被害により自宅が傾いているなど、ご自宅での安全が確保できない場合は、避難所へ避難してください。

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在宅避難のために備えておくべきもの

 災害復旧までの数日間を生活できるように食料や生活用品を備蓄しましょう
(最低3日分、可能であれば7日分)
・食料 ・飲料水 ・子供用ミルク ・離乳食 ・おむつ(子ども用・大人用) ・トイレットペーパー
・ティッシュ ・生理用品 ・ごみ袋 ・ラップ ・水を使わない歯磨き ・水を使わないシャンプー 等

 大規模災害時には、ライフラインが停止する可能性があります。ライフラインが停止した場合でも生活を送れるように、食料や生活用品以外にも備蓄しましょう。
・ガスコンロ ・ガスボンベ ・乾電池 ・モバイルバッテリー ・ラジオ ・ランタン ・簡易トイレ 等

備蓄品チェックリスト

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在宅避難をするためにしておくべきこと

 災害時に在宅避難を可能とするためには、事前に自宅で地震対策などを行い、安全性を高めておく必要があります。自宅の安全性を高めることは、自身や家族の命を守ることに直結しますので、対策をしましょう。

家具転倒の防止

 首都直下型地震の被害イメージと近いとされている、阪神・淡路大震災では死者数は6,434人に及び、死者の80%以上が家屋の倒壊や家具等の転倒による圧迫死でした。自分の命、安全は自分で守るためには、必ず家具や家電製品を固定しておきましょう。
 家具の固定だけでなく、倒れやすい家具と就寝場所を離す、避難口になる玄関や窓に物を置かないなど、家具の配置や就寝場所などを見直しましょう。
 草加市では、災害につよいまちづくりの一環として、高齢者のみの世帯などに対し、家具固定の助成制度を、設けています。助成対象外の方には、家具転倒防止器具取付工具を無料でお貸出ししていますので、ご活用ください。

家具転倒防止対策を支援します
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感震ブレーカーの設置

 感震ブレーカーとは、ある一定以上の地震の揺れを感知すると自動的に通電を切るブレーカーのことです。
 阪神・淡路大震災や東日本大震災では、電気器具の転倒による火災や停電後の電気復旧時に火災が発生する通電火災が多く発生しました。これらの、電気が原因となる火災を防ぐためには、避難時にブレーカーを遮断する必要があります。
 工事の必要なタイプのものから、工事の不要なタイプのものまでがあり、ご家庭の状況によって使い分けることが可能です。大きな地震の際に生命、財産を守るために、感震ブレーカーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

感震ブレーカーを設置しましょう
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住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0614
ファクス番号:048-922-6591

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