災害時における物資の受入及び配送に関する協定締結式

中央 協定書を持つ山川草加市長（左）と横田北関東支店長（右）

　11月7日（火曜日）佐川急便株式会社と「災害時における物資の受入及び配送に関する協定」の締結式を行いました。

　これまで日本各地で発生した災害では、予期せぬ事態に現場は混乱し、支援物資の速やかな受け入れや、適切な配送ができない事態が生じていました。その教訓から、物資の保管場所の確保や荷捌きから配送までの体制構築が急務となっていますが、本市においては、支援物資の集積地点となりえる施設が少ないうえ、設備も整っておらず、また荷捌き等の物流ノウハウもないという課題がございました。

　この課題を改善するため、これまで多くの災害において物資の輸送を中心に支援活動を行ってきた実績を持ち、物資の安定供給を図ることができる佐川急便株式会社と「災害時の救援物資の受入及び配送に関する協定締結」に至りました。

　山川百合子草加市長は、「倉庫や荷捌きのノウハウをお持ちの佐川急便株式会社と協定を締結させていただくことができ、災害時に支援物資を速やかに受け入れ、そして必要になる避難所に送ることができるものと大変期待しております。」と述べました。

　佐川急便株式会社　北関東支店長　横田信之様は、「今後発生しうる災害において、支援活動を通じて社会的責務を果たしていきたいと思います。今回の協定締結を機に、草加市の地域社会の発展に貢献できるよう努力してまいります。」と語られました。

　本市では、大規模災害に備えるため、今後ともあらゆる分野で連携できる環境づくりを取り組んでまいります。