更新日:2024年11月15日
全国大会に出場する鎌形ひかりさん。山川市長(右)、山本教育長(左)と。
11月13日(水曜日)、「第46回少年の主張全国大会 ~わたしの主張 2024~」に出場し、主張を発表する谷塚中学校2年生の鎌形ひかりさんが市長に表敬訪問されました。
この大会は、次代を担う子どもたちが、広い視野と柔軟な発想や創造性、物事を論理的に考える力や自らの主張を正しく伝え理解してもらう力などを身に付ける契機となることを目的とし、国立青少年教育振興機構が主催し昭和54年から開催されているもので、昨年度の応募者は全国で約40万人。
鎌形さんは、市の大会での発表を経て出場した本年8月の同埼玉県大会において応募人数1万5189人の中から最優秀賞(県知事賞)を受賞。各都道府県から1名のみが推薦される全国大会においても、推薦された47人の中から発表を行う12人に選出され、今回の出場になりました。
発表する作品は「その人らしさを大切に」。中学校の制服選択の際に感じたとまどいや気づき、そして周囲の皆さんの理解などをとおして、学校生活の中で感じた「その人らしさ」についての想いを作文にまとめ発表するものです。
鎌形さんは、出場報告のご挨拶で「自分の思いを少しでも多くの人に届けて、私と同じような境遇の人たちを勇気づけられたり、それで理解を進められたりすれば良いなと思います。草加市の代表として、自信を持って自分の主張をしてきたいです」と参加に当たっての意気込みを述べられました。
山川草加市長は、「発表の中で、『自分の個性を大切にありのままに生きてきている人がいることを知ってほしい』とございました。堂々と草加の代表、埼玉の代表として発表していただければと思います。社会の中では、どうしても人の目が気になることもあると思います。自分が自分であることを大切にすることが、ひいては他の人を大切にすることにつながります。そういう生き方を貫いて皆さんに勇気を与えていただければと思います。改めまして、おめでとうございます。」と祝辞を述べました。
その後の懇談でも、市長はじめ参加者からの問いかけにハキハキと答えられる鎌形さんが印象的で、終始和やかな会合となりました。
なお、鎌形さんが出場する全国大会は11月24日(日曜日)に開催され、発表の様子は動画サイトでライブ配信されるほか、同機構ホームページで発表の様子や審査結果、作文等が後日掲載されます。
関連リンク
- 国立青少年教育振興機構 「少年の主張全国大会」(外部サイトにリンクします)