更新日:2024年11月8日
立冬の日の11月7日、草加市を代表する景勝地の草加松原の松並木では、冬の風物詩の「こも巻き」作業が行われました。松の「こも巻き」は、古来、葉を食べる害虫のマツカレハの幼虫(マツケムシ)を駆除するため、晩秋に幹にムシロを巻き、幼虫を誘い込むもの。草加松原でも長く草加市が行い冬の風物詩となっていました。これを観光資源として活用しようと、草加市観光協会では事業を引継ぎ、毎年この時期行っています。
この日は市内の造園業者が朝からの作業に入り、松並木の松一本一本の幹に藁のムシロを巻き付けていきました。
この「こも巻き」姿の松並木は、春に虫が這い出るといわれる啓蟄(令和7年は3月5日)まで楽しむことができます。
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