災害時における酸素等の供給に関する協定締結式を行いました

3月26日（火曜日）、帝人ヘルスケア株式会社、フクダライフテック関東株式会社と本市で災害時における酸素等の供給に関する協定を締結。
締結式を執り行いました。

毎年のように全国各地で自然災害が発生しており、甚大な被害となっています。
そのような中、草加市では災害関連死ゼロとする目標を掲げ、市立病院の吉永医師が中心となり避難所の環境整備などについて検討を進めており、この度の協定においても、市内の医療機関や在宅酸素療養者に医療用酸素を多く提供している二社に吉永医師が協力を呼びかけ、締結に至りました。

帝人ヘルスケア株式会社埼玉支店の田母神利樹支店長は、
「1月1日に発生した能登半島地震では、DMATと協力しながら支援を行った。
一人も苦しむ人を出さないために、災害時にお一人ひとり丁寧に支援していく」
と話し、

フクダライフテック関東株式会社の前田修一代表取締役は、
「患者の安全・安心のため、広く対応できるよう準備を進めていく。
エリアを超えて協力し合う体制を整え、支援していきたい」
と話されました。

山川市長は
「協定の締結をいただいたことに心から感謝しています。
医療用酸素を必要とする皆さんが安心できる環境を整備する必要性を感じており、今回の協定は大変心強く思っています」
と謝辞を述べました。

草加市では、今後起こりうる災害の被害を最小限に抑えるための整備を進めるとともに、様々な分野との連携強化を進めてまいります。