更新日:2022年10月7日
9月26日(月曜日)、草加市立養護老人ホーム松楽苑に温泉の宅配が行われました。
これは敬老の日を迎えるにあたり、一般社団法人 草加市建設業振興会の皆さんが、少しでもご年配の方のお役に立ちたい、いつもお世話になっている皆さんに恩返しがしたいという気持ちから実施されたものです。
コロナ禍で外出が難しい中でも何か出来ることはないかと趣向を凝らし、‟いつも利用している場所で温泉に入浴してもらう”という事業が生み出されました。
(左 作業中の建設業振興会 中村孝明代表理事)
当初、県外からの温泉水の搬入を検討していましたが、コロナの影響により断念し、越谷市のリベレステ温泉からの搬入になりました。トラックで運ばれた温泉水は温められ、いつも使用している浴槽になみなみと注がれました。建設業振興会の中村孝明代表理事は、「皆さんに入浴してもらえる日を迎えられてうれしい。温泉で皆さんの気持ちをリフレッシュしてもらえれば」と話されていました。
(茶色の熱い温泉を入れている様子)
施設長の江上さんは、「入浴した利用者がいつもよりニコニコと笑っています。コロナの流行で、自由に外出できないこともある中で、外出せずに楽しめるのがありがたいですね」と話されていました。
温泉に入浴した利用者からは、「若い時はよく温泉に行っていました。温泉は何十年ぶりだと思います。いつもと比べると、やっぱり気持ちよさが違いますね」と嬉しそうに話されていました。