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「鈴木喜美子氏から作品集『「足尾」-風土円環』が寄贈されました」

更新日:2020年11月6日

11月4日(水曜日)、新制作協会会員で草加市美術協会会長の画家鈴木喜美子氏から、作品集『「足尾」-風土円環(ふうどえんかん)』50冊が寄贈されました。

鈴木氏、浅古氏、浅井市長、高木教育長

鈴木喜美子氏は自宅アトリエで開く美術室の生徒と一緒に足尾に訪れた時、足尾の魅力に引き込まれたことがきっかけで、1981年から足尾銅山と周辺の風景を四十数年にわたり描き続けています。9月28日から10月4日まで、東京銀座画廊にてこれまでの創作活動の集大成となる個展が開催され、寄付された作品集には、この個展で展示された作品が収められています。

寄贈に当たり鈴木喜美子氏は、「個展に多くの人が訪れ、感動したとの言葉もいただき大変励みになりました。私自身『草加っ子』のため、この作品集が、将来を担う草加っ子を育む一助になれば幸いです」と話されました。

鈴木喜美子後援会会長の浅古勲氏は、「足尾銅山や足尾の町は、日本の文化や産業を支えた一方で、公害問題などたくさんのことが凝縮されていると思います。子どもたちにとって、この作品集が、社会について考える資料としても役に立つのではないかと思います」と話されました。

  • 歓談の様子

     

  • 当時の思い出を語る鈴木氏

     

浅井昌志草加市長は、「鈴木様には長年にわたり草加市美術協会の会長を務められ、本市との共催による草加市美術展の開催や、草加松原展の審査員を務めていただくなど本市の芸術文化向上に多大なるご貢献をいただいています。草加の子どもたちのために作品集を寄贈いただきましたことは、草加市にとって大切なことだと感じており、感謝の気持ちでいっぱいです」と謝辞を述べました。

高木宏幸教育長は、「子どもたちへの歴史や環境教育の中で、足尾を学ぶ機会があります。寄付いただきました作品集は、絵を見ながら足尾を学ぶことができる生きた教材になります。文化共生や文化事業にぜひ活かしていきたいです」と謝辞を述べました。

寄贈された作品集は、子どもたちの文化芸術への関心や感性を高めてもらいたいとの思いから市内小中学校と図書館・公民館のほか、草加市文化会館などの文化施設等に贈られます。

  • 作品集表紙

     

  • 作品の一部

     

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