更新日:2021年11月1日
漸草庵へ工芸作品を寄贈いただいた宮地陶博さんと
3月15日(金曜日)、陶芸家の宮地陶博さんから、「漸草庵 百代の過客」で展示する壺3品、風炉1品、茶釜1品、香炉1品、香合1品の寄贈をいただきました。
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彩泥粒穴滝文壺
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彩泥粒穴層文壺
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彩泥粒穴竹文壺
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風炉・茶釜
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香炉・香合
宮地さんは、日本工芸会の正会員であるとともに、草加市美術協会副会長として、日ごろから本市の文化芸術の振興にご協力をいただいています。この度は、本市の和の芸術文化を市内外に発信する拠点施設「漸草庵 百代の過客」のオープンを祝し、工芸品の寄贈をお申し出いただきました。
漸草庵 百代の過客(草加市文化会館西側・綾瀬川沿い)
制作に当たり宮地さんは「陶芸は焼き上がってからは美術ですが、それまでは化学の世界。土の成分や火の温度によって、うまくできるかが左右されます。着物の柄に通ずるような模様は、和紙を使ってつけています。」と笑顔で話してくださいました。
宮地さんは4月にオープンする漸草庵での展示を希望されており、浅井昌志草加市長は、「新たな文化拠点である漸草庵に相応しい、本物の中の本物を寄贈いただき、誠にありがとうございます。これから漸草庵を中心に、松原地区を草加の文化の拠点として発展させていきたい。」と感謝の意を述べられました。