更新日:2019年3月1日
草加市内の特色あるモノづくりの現場を浅井市長が訪れ、話を伺いました。
株式会社 草加ネジ(稲荷1丁目)
平成3年に草加市内に工場を移転。地中基礎部分や電気部品などのネジ・ボルト製品の製造販売を手掛けています。製品のほとんどが顧客の多種多様なオーダーに応えたもので、年間5,000種を超える製品を製作しています。
同社は、設計から製造、梱包まで一貫生産体制を整えており、金型から自社製作を行っているのが特徴。コストダウンと品質向上につながっています。
「基本、できないと断らない姿勢でどんな注文も受ける。挑戦がモノづくり企業としての進歩につながります」と代表取締役の英利昭(はなぶさ としあき)さん。
最近では、ネジ製品といった私たちの目に触れることのない基礎部品だけでなく、サイフォンやジューサーなど同社オリジナルの生活雑貨なども手掛けています。消費者の「目に見える商品づくり」は、社員の仕事への誇りにもつながっているとのこと。
高齢化や跡継ぎ不在により廃業に追い込まれる同業者も多い製造業界。「日本のモノづくり、埼玉のモノづくりをどんどんPRしていきたい」と英さんは熱く語ります。