更新日:2019年3月1日
草加市内の特色あるモノづくりの現場を浅井市長が訪れ、話を伺いました。
新井久夫さん(谷塚町)
新井さんは、主にフリージアなど季節の花を栽培し、出荷されている花き生産農家。
昨年9月に上陸した台風24号により、約400平方メートルのビニールハウスが被災し、約6万球の栽培に大きな影響を受けました。「ハウス1棟は、骨組みからつぶれて、全壊状態に。フリージアの出荷期は、12月から4月のため、急きょ予備のハウスと温室に振り替えて、栽培規模はどうにか確保しました」と当時の苦労を話します。
全壊したビニールハウスの前で。これから再建を目指します。
東京の市場に近いという都市農家の強みを生かしていますが、最近では、市場もインターネット取引となっており、これまでより早い出荷が求められています。
「全国的にも花きの売り上げは伸び悩んでいますが、これからも甘い香りが楽しめる草加産のフリージアを届けていきたい」と笑顔で話す新井さんの前には、出荷を待つたくさんの黄色いつぼみが並びます。
まだつぼみの段階で出荷します。