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草加市

ゆりコラム(16)読書の秋

更新日:2023年11月6日

読書の秋

市長コラム

皆様こんにちは。「読書の秋」がやってきました。
幼い頃、よく父が絵本を読んでくれました。
わくわくしたのは、食べ物がでてくるお話。
ぐりとぐらが森で焼いた大きなカステラ。
トリたちのためにコロッケをせっせと揚げる11匹のねこたち。
今でもその場面が目に浮かびます。

今回の一面は、草加小学校の読み聞かせ「おはなしの森」。
市内の小学校では、読み聞かせボランティア活動が盛んで、朝のひととき、子どもたちは絵本の世界に入り込んでいます!

本は時に、人生に大きな示唆を与えてくれることがあります。
また時には、自分では経験できない世界や他の人の人生を、あたかも自分自身のものであるかのように体験させてくれることがあります。
学生の頃、英語で読んだ「赤毛のアン」や、中国の激動の時代の女性の人生を描いた「ワイルド・スワン」は、まさにそんな本でした。
美しいカナダの自然の中での生活や、文化大革命の時代を自分が生きたように感じたものです。

日々の忙しさの中で物語に入り込むことがなくなっていますが、自分の人生ではないものを書物の中で経験するのもいいな、と感じる今日この頃です。

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