更新日:2024年6月28日
事業系ごみとは
事業系ごみとは、一般廃棄物のうち、事務所・店舗から事業活動に伴って生じた廃棄物のことをいいます。県内の一般廃棄物の全体の約2割以上を事業系ごみが占めています。草加市における事業系ごみの量は、新型コロナウイルスの影響により令和2年度から令和5年度にかけて3年連続で微増となりました。
このため、各事業所等におかれましては、事業系ごみの削減について、ご協力いただきますようお願いします。
なお、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第 3 条第 1 項で、「事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を、自らの責任において適正に処理しなければならない」と定められており、家庭用のごみ集積所へ排出することは、自らの責任で処理していることにあたりませんので、事業活動に伴って排出されたごみは、市の収集・運搬許可業者に依頼し、適切に処理をしてください。
事業系ごみ削減のメリットとは
事業系ごみの削減は循環型社会を構築する一員として、これからの社会を担う次世代により良い社会環境を引き継ぐことができるだけではなく、〈地球環境や地域社会に貢献している企業〉として、事業所のイメージアップにも繋がります。また、ごみの量を削減することにより、ごみの処分に係る経費を減らすことができます。
事業系ごみ削減のためにできること
1.ごみの量を減らす
一度、作業工程等を見直し、不必要な廃棄物が発生しないか確認しましょう。
飲食店等においては、食べ残しをなくすために小盛メニューを設ける、消費期限切れを出さないように、仕入れ時期や仕入れ量、販売の管理を徹底し、食品の廃棄量を減らしましょう。
また、廃食用油のリサイクルや、廃棄食品の飼料や肥料、その他リサイクルを検討していただきますよう、ご協力お願いします。
注: 食品ロスの削減にもつながります。食品ロスについて詳しくは市ホームページ「もったいないが合言葉~食品ロスを減らしましょう」または埼玉県ホームぺージ「食品ロス」をご覧ください。
2.ごみを種類別に分別、資源物はそのまま処理せず、資源回収へ
きちんと分別ができていれば、まだ使えるもの、リサイクルできるものが見えてきます。紙1枚にしても、使用済用紙の裏面を使うなど、両面コピーを心がけることも立派な再利用です。リサイクルを視野に入れ、さらにごみとして処分する量を減らしましょう。金属類や古紙類は、分別をきちんとしてあれば有償で引き取ってくれる場合もあります。また、少量では委託が難しい場合でも、近隣企業や工業団地会と連携してまとまった量を収集できれば、リサイクルが可能になることもあります。限られた資源を有効的に活用するため、リサイクルできるものはきちんとリサイクルしましょう。
これらの作業を行い、最後に残ったごみを適正に処分することで、事業系ごみを可能な限り削減することができます。
事業系ごみを処分する時の注意点
事業系ごみは、法律により「事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を、自らの責任において適正に処理しなければならない」と定められているため、排出事業者自身が適切に処分する義務があります。
このため、家庭用の集積所に事業系ごみは出せませんので、市の収集・運搬許可業者に処分の依頼をしてください。
注:なお、草加市では、公共ごみ処理施設へ事業系ごみを自己搬入することはできません。
- リサイクルできるものはリサイクルしてください。
- 事業者自身が適正に処理をする。
- 市の許可を受けた収集運搬事業者に処理の委託をしてください。
- 事業系ごみは、家庭系ごみ集積所には出さないでください。
事業系一般廃棄物減量計画書の提出について
廃棄物の減量や適正処理を推進するため、多量の一般廃棄物を排出する事業者は、市の条例により、一般廃棄物の減量等に関する計画書を提出を依頼しております。毎年夏ごろに対象事業者宛て郵便にて依頼していますので、届いた場合は期日までにご提出をお願いします。詳しくは、市ホームページ「事業系一般廃棄物減量計画書の提出」をご覧ください。
地球環境や地域社会への貢献、事業系ごみ減量やリサイクルを積極的に行い、
【エコ事業所】を目指し、引き続きご協力いただきますよう、宜しくお願い致します。
関連リンク
- 事業系ごみ処理業者
- 事業系ごみ削減キャンペーン(埼玉県)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
廃棄物資源課
住所:〒340-0002 草加市青柳6丁目23番3号
資源循環推進係 電話番号:048-931-3972 ファクス番号:048-931-9993
業務係 電話番号:048-931-3972 ファクス番号:048-931-9993
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