メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
草加市

たばこについて知ろう

更新日:2024年7月9日

数字で見てみよう! ~草加市民の喫煙状況~

Q あなたは、たばこを吸いますか?(令和5年度草加市市民健康意識調査報告書より)

「吸わない」が74.1%
「毎日吸っている」が18.8%

男性は31.1%、女性は10.4%の人が毎日吸っています。    
「毎日吸っている」割合は60代が一番高くなっています。


たばこを吸うとどうなるの?

 ニコチンの依存性によりやめにくくなる!

ニコチンはたばこへの依存度を高める物質です。
ニコチンに依存すると、ニコチンが切れたときにイライラやストレスを感じるようになります。
ここで喫煙すると脳波が一時的に正常に戻るだけでなく、快感物質(ドーパミン)も放出されるため、「たばこでリラックスできる」と錯覚してしまっているので

ニコチンは、ヘロインやコカインなどの麻薬と同じくらい依存性が高いことも、なかなかやめにくい理由となっています。


たばこが原因で様々な病気になりやすい!

 
喫煙 健康被害

出典:国立研究開発法人国立がん研究センター 喫煙と健康 望まない受動喫煙を防止する取り組みはマナーからルールへ

 たばこが原因の肺の病気 ~COPD(慢性閉塞性肺疾患)~

COPDはたばこの煙などに含まれる有害物質を長年吸い込むことで、気管支に慢性的な炎症が生じ、呼吸機能が低下していく肺の病気です。最大の原因は喫煙であり、喫煙者の15~20%がCOPDを発症します。

症状

  • 少しの動作でも息切れする
  • 一日になんども咳が出る
  • 黄色や粘り気のある痰が出る
  • 呼吸をするときにゼイゼイ・ヒューヒューと変な音がする
     

世界COPDデー

COPDは、世界的に主要な死亡原因の1つでありながら、社会的な認知が十分とは言えない疾患です。
毎年11月の第3水曜日を世界COPDデーと定めており、この日に向けて世界各国でCOPDへの関心を高める活動を行っています。

1日でも早く禁煙することが予防に繋がります。


吸っている人よりも周りの人のほうが危険!?
~望まない受動喫煙を防止しよう~

受動喫煙とは

喫煙者が吸っている煙だけではなくたばこから立ち昇る煙や喫煙者が吐き出す煙にも、ニコチンやタールはもちろん多くの有害物質が含まれています。本人は喫煙しなくても身の回りのたばこの煙を吸わされてしまうことです。

厚生労働省:受動喫煙防止ロゴマーク

厚生労働省 受動喫煙対策推進マスコット「けむいモン」

副流煙は、有害物質が主流煙よりも数倍も含まれる!

喫煙者が直接吸い込む煙=「主流煙」
火のついた先端部分から立ち上る煙=「副流煙」  

「副流煙」には喫煙者本人が吸う「主流煙」より、高濃度の有害物質が含まれています。


三次喫煙(サードハンド・スモーク)を知っていますか?

たばこを消した後に残留する化学物質を吸入することをいいます。
ニコチンや化学物質は、喫煙者の髪の毛や衣類、部屋や自動車のソファやカーペット、カーテンなどの表面に付着して残留し、再放散されて三次喫煙が発生すると考えられます。
部屋で過ごす時間が長い乳幼児などでは、三次喫煙の影響が懸念されます。

 

5月31日は世界禁煙デー

世界禁煙デー

5月31日
は、WHO(世界保健機関)により定められた「世界禁煙デー」です。
また、厚生労働省では毎年5月31日から6月6日を「禁煙週間」と定めています。
これを機会に、たばこの煙が健康に及ぼす影響について考え、禁煙に取り組んでみませんか。

市民のみなさまへ

望まない受動喫煙を防ぐためにも、ルールを守りましょう。
詳細は「喫煙にご配慮をお願いします」ページをご覧ください。


このページに関する問い合わせ先

健康づくり課
住所:〒340-0016 草加市中央1丁目1番8号
電話番号:048-922-1156
ファクス番号:048-922-1516

このページに関するアンケート