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草加市

熱中症に気をつけましょう

更新日:2025年4月21日

熱中症とは

熱中症とは、汗をかき、体内の水分や塩分が減少したり、血液の流れが滞る等により、体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされることで発症する障害の総称です。
屋外だけではなく室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。
ただし、適切な予防や対処により、死亡や重症化を防ぐことができるとされています。

熱中症を引き起こす要因

環境・からだ・行動の3つの要因により、体温の上昇と調節機能のバランスが崩れることで熱中症を引き起こします。
詳しくは、環境省熱中症予防情報サイト「熱中症対策関連情報」(外部サイトに接続します)をご覧ください。

症状

めまい、頭痛、立ちくらみ、こむら返り(筋肉痛)、手足のしびれ、吐き気、倦怠感、まっすぐに歩けない、意識がなくなる等が挙げられます。 

熱中症予防対策について

正しい知識を身に付け、自身の体調の変化、周囲の方に気を配ることで、熱中症は防ぐことができます。
例年、5月頃から熱中症による救急搬送が発生するため、暑くなり始めの時期から無理のない範囲で体を暑さにならしたり、日傘や帽子、日陰を利用して暑さを避けたりと工夫しましょう。
特に高年者の方は、熱中症予防のために、普段から食事や運動に気を付けましょう。埼玉県では、おすすめの運動や食事を動画で紹介しています。
詳しくは、食事から熱中症を予防しましょう(外部サイトに接続します)及びふだんから運動しましょう(外部サイトに接続します)をご覧ください。

熱中症予防のポイント

1.上手にエアコンを使いましょう

室温が28℃を下回るようにするのがポイントです。ただし、「室温28℃」はエアコンの設定温度のことではありません。
エアコンの設定温度を28℃にしても、室温が必ずしも28℃になるとは限りません。温度計でしっかりと室温を管理し、室温が28℃を超える場合はエアコンの設定温度を下げて、室温が28℃を下回るよう調節しましょう。なお、室温を下げすぎると(24℃以下)、外気温との差が大きくなり、部屋に出入りする際に体への負担になりますので注意してください。
特に、高齢者や持病のある方は、節電中でも部屋の温度に気をつけてください。
埼玉県ホームページ「節電しながら夏を快適に!」(外部サイトに接続します)もご覧ください。

毎年4月10日はエアコン試運転(4(し)うん10(てん))の日

暑くなってからのエアコン修理や取付工事等は、依頼の集中により長い待ち時間が発生しやすくなります。
暑くなる前に、必ず点検・清掃を行いましょう。

2.暑くなる日は要注意

梅雨明けで急に暑くなる日や猛暑日は要注意です。気温・湿度が高いと熱中症にかかりやすくなります。
早めに涼しい場所に避難しましょう。

3.水分はこまめに補給しましょう

のどが渇いたと感じる前に、1日に6~8回、コップ1杯程度(約200ml)の水を飲むように心がけましょう。
あらかじめ水分補給の時間を決める等工夫をして、特に、朝起きたとき入浴の前後は意識して水分を摂取しましょう。
大量に汗をかいたら塩分補給も忘れずに行ってください。お茶やビール等のアルコールを含む飲料は、利尿作用があり水分補給に適さないため、注意しましょう。

4.「おかしい」と思ったら病院へ

熱中症は、ひどいときには意識を失い、命の危険につながります。「おかしい」と思ったら、涼しい場所に避難し、医療機関に相談しましょう。

5.周りの人にも気配りを

自分はもちろん、身の周りの人の体調にも気を配りましょう。

詳細は、埼玉県のリーフレット「熱中症予防5つのポイント」(PDF:2.6MB)をご覧ください。

熱中症になってしまったときの対処法

めまい、立ちくらみ、汗が止まらない、こむら返りなどの症状で、
意識があり、反応が正常な場合

涼しい場所で体を冷やし、水分と休養をとってください。体調が回復しない場合は病院へ。

激しい頭痛、集中力の低下、体がだるいなどの症状で、
意識はあるが、つらそうな場合

涼しい場所で体を冷やし、水分と休養をとってください。水分が自分でとれなかったり、体調が回復しなかったりする場合は病院へ。

けいれん、体が熱い、まっすぐ歩けないなどの症状で、
意識がないまたは呼びかけに対して反応がおかしい場合

氷嚢や濡れタオルで足の付け根や脇の下、首筋等を冷やし、すぐに病院を受診するか、119番で救急車を呼んでください。

環境省熱中症予防情報サイトに掲載の「熱中症の応急処置チェック表」もご覧ください。 

クールオアシスそうかをご利用ください

熱中症予防のため、暑さをしのぎ涼むことができる一時休息所として、市内の公共施設や地域の事業所のほか、草加市薬剤師会加盟薬局等が利用できます。
また、クールオアシスそうかを実施している一部の公共施設は、熱中症特別警戒アラートが発表された際にクーリングシェルターとして市民の方を受け入れます。

【ご利用上の注意点】
  • クールオアシスそうかは、あくまでも「一時休息」の場です。長時間のご利用はご遠慮ください。
  • 飲み物等は、ご自身でご用意ください。
  • 施設や店舗の営業時間内で利用できますが、業務に支障がない範囲でご協力いただいています。ご理解の上、ご利用ください。


「クールオアシスそうか」実施機関一覧はこちら。次のポスターが目印です。
クールオアシスそうかポスター

災害時の熱中症予防について

夏季における災害時は、停電によりエアコンが使えなくなったり、断水等により水分補給が不十分になったりすることがあり、また、慣れない作業や疲労により体力が低下し、普段よりもさらに熱中症になりやすいため、特に注意が必要です。

普段以上にお互いに声を掛け合い、体調管理に十分気を付けましょう。

災害時の熱中症予防
エアコンが使用できないときの熱中症対策

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このページに関する問い合わせ先

健康づくり課
住所:〒340-0016 草加市中央1丁目1番8号
電話番号:048-922-1156
ファクス番号:048-927-0501

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