更新日:2024年11月11日
食中毒について
食中毒とは、食中毒を起こすもととなる細菌やウイルス、寄生虫、有毒な物質等がついた食べ物を食べることによって、下痢や嘔吐などの症状を引き起こす病気です。食中毒の原因によって、症状や潜伏期間は様々です。時には命に関わることもあります。
細菌による食中毒にかかる人が多いのは気温や湿度の高い6月から9月頃です。ウイルスによる食中毒は冬に流行します。アニサキス等の寄生虫による食中毒は年間を通して発生しています。
食中毒は飲食店だけでなく、家庭でも発生しています。
【食中毒予防の3原則】
食中毒菌を「つけない、ふやさない、やっつける」
つけない
手洗いは食中毒予防の最重要ポイントです。
- 調理の前、生肉・生魚・卵を取り扱う前後、食事の前、トイレの後、動物に触れた後、顔に触れた後などはよく手を洗いましょう。
- 包丁やまな板は野菜用と肉魚用を別々に用意して使い分けると安全です。
ふやさない
- 作った料理はすぐに食べましょう。時間が経つほど食中毒の原因菌が増殖します。
- すぐに食べないときは冷蔵庫で保存しましょう。
- 肉・魚などは自然解凍を避け、流水や冷蔵庫などで解凍しましょう。
やっつける
- ほとんどの細菌やウイルス、寄生虫は加熱によって死滅します。加熱は中心部の温度が75℃、1分以上(ノロウイルスの場合は85~90℃、90秒以上)またはそれと同等の加熱が目安です。
- 新鮮だからといって肉(牛肉・豚肉・鶏肉・その他の肉や内臓)を生のまま食べることは非常に危険です。
- 調理器具などは洗剤でよく洗ってから、熱湯や漂白剤で殺菌しましょう。
関連リンク
- 厚生労働省 食中毒(外部サイトにリンクします)
- 厚生労働省 家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(PDF:579KB)(外部サイトにリンクします)
- 埼玉県 食の安全・食中毒関連情報(外部サイトにリンクします)
- 埼玉県 食の安全・安心に関するパンフレット類(外部サイトにリンクします)
- 食鳥肉や食肉の生食・加熱不足を原因とする食中毒に気をつけましょう!(外部サイトにリンクします)
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