更新日:2025年12月25日

ゼロ予算事業とは
ゼロ予算事業とは、職員の創意工夫や新しい発想のもと、職員からの提案によって、大きな予算を伴わずに市民サービスの向上を図る事業です。
ゼロ予算事業には、「新規事業」のほか、既存事業に「+α」の事業があります。
職員からの提案をもとに、令和7年度の主要事業として7つの事業が選定され、実現に向けて組織横断的に進めています!
ゼロ予算事業一覧
- 健康づくり推進に向けた取組
- 社会活動への参画環境の整備
- 潜在的な資源を活用した魅力発信
- SDGsパートナーズによる社会還元プロジェクトの創出
- 公共施設の柔軟な利活用
- 包括連携協定に基づく共創事業の創出
- SNSや電子申請システムによる市民からの積極的な意見聴取(開かれた市役所の実現)
各事業の詳細は以下のとおり。事業の進捗は随時更新します。
1.健康づくり推進に向けた取組
いつでもだれでもできるラジオ体操
気軽にラジオ体操に参加できる環境を整えることなどにより、市民の方の「つながるば」の創出を促し、健康の促進や高年者のフレイル予防のほか、集まった方々の交流を生み出すなど、単身の高年者の方の見守り支援にもつながる取組を進めます。
既存の取組にラジオ体操をプラス!
市が実施する講座や教室など、様々な取組の準備運動やアイスブレイクとしてラジオ体操をプラスしました。令和7年度はまちのヒーローアカデミーや各地域のゴルフ大会、文化センター祭りなどで実践しました。引き続き、様々な場面で健康づくりができるよう、導入を進めます。

まちのヒーローアカデミーの様子。
子どもたちがラジオ体操第2に挑戦しました。
草加市独自のラジオ体操動画を制作
もっと多くの方にラジオ体操に注目してもらい、自宅やちょっとした集まりでもお手本を見ながらラジオ体操ができるようにしたいと考え、草加市版ラジオ体操動画を制作中です!お楽しみに!
ラジオ体操に参加できる場所の見える化
地域で実施しているラジオ体操を市民が探すことができるよう、全国ラジオ体操連盟のホームページなどへの登録を促進・周知する取組を検討しています。
既存の取組にコバトンALKOOマイレージをプラス!
ラジオ体操をはじめとする健康体操教室や、地域のラジオ体操の取組に参加すると、コバトンALKOOマイレージでポイントがもらえるようにする仕組みを作ります。令和8年度からの本格実施を目指して、令和7年度にALKOOマイレージ登録会などを実施し、試験的に導入を始めます。
⇐リンクから登録できます
ぼっくるんチャレンジ
認知症予防の一環で、高年者の方に古着を使ってこどもまんなかキャラクターの「ぼっくるん」のぬいぐるみを作っていただき、作ったぬいぐるみに子育て応援の募金などにつながる付加価値を付けるためのアイディア出しや支援の輪をつなげる仕組みづくりを検討しています。
作って!ぼっくるん
古着などを活用してぬいぐるみマスコットを作り、作ったぬいぐるみを「ぼっくるんツリー」に飾ることで、子育て応援の気運を盛り上げる市民参加型のキャンペーンを企画しています。
12月に開催された「つながりサロン」で試作会を実施したほか、今後も公共施設等で実施予定です。ぬいぐるみの作り方は下記関連ファイルからダウンロードできますので、ぜひご協力ください。
イベントや公共施設などで試作会を実施予定のほか、ぬいぐるみの作り方は下記関連ファイルからダウンロードできますので、ぜひご協力ください。
ぼっくるんぬいぐるみの作り方
2. 社会活動への参画環境の整備
市民との清掃活動
「地域を知りたい」「関わりたい」と思っている人や、地域の清掃活動などの身近な社会活動に参加したことのない方に、地域に関わることのできる場をつくり出し、地域コミュニティを活性化します。
地域の清掃活動を可視化
現在把握している清掃活動を、市民の皆さんにも参加できるよう、可視化できるような方法を検討中です。
また、令和8年2月に都市計画課にて清掃活動参加者同士の交流イベントを企画しています。
新たな清掃活動を始めるための支援
地域で新たに清掃活動を始めたい!という方に対して、市としてできる支援を整理しています。
支援内容は交流イベントでもご案内予定です。
3.潜在的な資源を活用した魅力発信
獨協大学や文教大学の学生をはじめ、このまちを引き立てる発信力を持った市民の方は数多くいます。
これらの潜在的な資源を活かすため、様々な視点、角度から、草加の魅力をプロモートします。
学生による魅力の発見
獨協大学生と協働でシティプロモーションに関する課題解決型協働研究を実施
獨協大学と協働で「住む理由」などシティプロモーションに関する市民アンケートを実施し、「現在の居住地を決めた理由」や「草加市の好きなところ・草加市のイメージ」などの項目について1,514人から回答を得ました。
そのアンケート結果をもとに学生達が話し合いを重ね、令和7年11月に開催された獨協大学のシンポジウムにおいて、シティプロモーションに関する研究成果を発表しました。
広報への投稿
広報そうか特集企画と連動した市民目線での魅力発掘
広報そうか7月号のパリポリくんバス特集において「パリポリくんバス沿線のおすすめスポットはどこ?」という企画を実施しました。
そのような企画を実施し集計した後に市ホームページで紹介することで、市から市民への一方通行でない、広報や市政への市民の参加感や共有感、一体感をもっていただき市への愛着の醸成を目指しています。また、読者からのおすすめを参考に、シティプロモーションにおける市の魅力の発掘や発信につなげていきます。
4.SDGsパートナーズによる社会還元プロジェクトの創出
「そうかSDGsパートナー」に登録する事業者、団体、教育機関等がお互いの課題を共有し、得意分野を補い合うことのできる環境をつくり出し、新たなプロジェクト創出の可能性を広げます。
SDGs未来都市のPR
「SDGs版ぼっくるん・草加市SDGsオリジナルロゴマーク」の利用促進
本市が昨年度「SDGs未来都市」に選定されたことが十分に周知できていないため、認知度向上を目的に、改めて市役所内及びSDGsパートナーズに対して、ロゴマークの利用促進を図っています。
特に市役所からの発行物を改めて確認し、イベントチラシ等でのロゴマークの積極的な活用を進めています。
ロゴマークを見つけたら、ぜひ注目してください!
SDGs版ぼっくるん・草加市SDGsオリジナルロゴマークの使用のご案内
SDGsプラットフォームの活用のPR
SDGsパートナーズミーティングの活用
令和6年度から開催しているSDGsパートナーズミーティングをプラットフォームとして有効活用し、この他のゼロ予算事業(1.健康づくり推進に向けた取組・2.社会活動への参画環境の整備)に関してSDGsパートナーズにご協力いただきたい項目をご提案しました。
5.公共施設の柔軟な利活用
公共施設の空き室の有効活用について、これまでの利用方法にとらわれない様々な利用形態を想定し、既存スペースの利活用を図っていくプロジェクトを検討します。
公共施設フリースペースの有効活用
夏休みの期間中、市内公共施設を「学習スペース」として開放
令和7年7月19日から8月31日まで、公共施設のフリースペースやロビーなどを小学生から高校生のための「学習スペース」とし、延べ6,000人以上が利用しました。
事業効果を踏まえ、次年度以降の実施方法についても検討しています。
その他にも新しい活用方法を検討
中央図書館では稼働率の低い平日夕方以降の集会室を開放し、こども・若者の居場所づくりの視点を取り入れながら、多様な居場所や交流の場の提供を行う「LIBCILL(リブチル)」の実施を検討しています。
6. 包括連携協定に基づく共創事業の創出
数多くの事業者や団体等と包括連携協定に基づく連携により、地域課題の解決に向けた施策と各種協定に基づく取組を整理し、新たなプロジェクトの創出につなげます。
大学連携プロジェクト
獨協大学生によるプロジェクトをふるさと納税で支援
令和7年度のまちのヒーローアカデミーを高安ゼミと協働で企画したことをきっかけに、草加市が抱える課題にゼミ生がチャレンジするプロジェクトをクラウドファンディング型ふるさと納税(プロジェクト応援型ふるさと納税)で支援しています。
文教大学との自転車安全利用促進キャンペーン
「学生らしき若者の自転車が怖い」との市民の声から「地域住民が困っている」という地域課題に学生が着目。市民の安全と学生自身の安全のため、警察の協力も得て、草加駅で「自転車安全利用促進キャンペーン」を実施しました。
包括連携協定によるプロジェクト
日本生命との医療データ分析
顧客アンケートの結果を活用した健康増進・疾病予防の推進
イザ!キッズアドベンチャー開催
5月にエネクルスポーツアリーナSOKAで市民の防災意識向上を目的とした体験型防災イベントを開催
東京ガスの「さすてな電気」運用
再生可能エネルギー100%の電気の導入を支援
日本生命・第一生命・明治安田生命による「草加お知らせメール」登録勧奨
3者の協力によりチラシ配布を実施
その他、今後も複数のプロジェクトを予定
イトーヨーカ堂との巡回販売の検討、カット野菜を使用した料理教室開催など
7. 電子申請システムによる市民からの積極的な意見聴取(開かれた市役所の実現)
若者を中心に広がるSNSの背景に、草加お知らせメールシステムや県の電子申請システムなどの既存の発信ツールを活用し、市民の方が声を届けやすく、また、市役所が積極的かつ能動的に意見を求めていくプロジェクトを検討します。
電子アンケート活用プロジェクト
施策評価市民アンケート及び草加市民アンケートを電子申請システムで実施
隔年で実施している施策評価市民アンケート及び草加市民アンケートについて、電子申請システムを活用して行うことで、費用をかけずに効率的にアンケートが行えるよう検証しています。
シティプロモーションに関するアンケート、(仮称)柿木・青柳エリアグランドデザインに関するアンケートを電子申請システム等で実施
シティプロモーションに関するアンケートを獨協大学と協働により実施し、電子申請システム等を活用することで費用をかけずに1,514人から意見を聴取。
また、(仮称)柿木・青柳エリアグランドデザインに関するアンケートも同様に電子申請で実施し、17人から計画に対する意見を聴取することができました。
このページに関する問い合わせ先
総合政策課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0749
ファクス番号:048-922-1294

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