更新日:2020年3月9日
復旧までに
大地震のあとは、水道、ガス、電気などが、長時間にわたり供給されないことが予想されます。阪神・淡路大震災では、それぞれが全面復旧するには水道で90日間、ガスで84日間、電気で7日間かかっています。このため、災害時に備えてある程度の「必需品」を用意することが必要です。
また、災害状態が悪化し、避難せざるを得なくなったときに備えて「持ち出し品」を用意しておきましょう。
以下に最低限必要なものを示しますが、それぞれの家庭の状況に応じて品目や数量を決めることが大切です。
阪神・淡路大震災の供給ストップ期間
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>水道
4月17日
全面復旧90日間
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電気
1月23日
全面復旧7日間
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都市ガス
4月11日
全面復旧84日間
災害時の必需品
水
- 「一人一日3リットル」が目安、乳幼児や病人など家族構成に合わせて用意する。
- ポリタンクで貯留できますが、ときどき取り替えるなど管理を十分に行う。
- ミネラルウォーターは長期保存が可能な物もあります。
食糧
- おおよそ3日分を目安に用意する。
- 米(レトルト、アルファー化米など)、ビスケット類、缶詰類、インスタント食品類。
- 粉ミルク、離乳食、おやつなどの子供用食品。
照明
- 懐中電灯を1人1個、予備電池も忘れずに。
ラジオ
- 携帯ラジオ。予備電池も忘れずに。
熱源
- 卓上コンロや固形燃料などが便利です。ガスボンベの予備も十分に。
医薬品
- 少なくとも外傷薬、かぜ薬、胃腸薬は常備し、乳幼児や病人など家族構成に合わせて用意する。また、消毒薬、包帯、ガーゼ、脱脂綿、はさみ、ピンセットなども用意する。
非常時の持ち出し品
家屋の倒壊や火災などにより避難するときに持ち出す品です。いざというときに、あわてず持ち出せるよう普段から必要な量だけ用意しておきましょう。
貴重品
- 現金。
- 預貯金通帳や健康保険証などの写し。
携帯ラジオ
- 予備電池は多めに。
懐中電灯
- 予備電池も忘れずに。
衣類・日用品
- 下着、紙おむつ、タオル、生理用品など。
応急医薬品
- 外傷薬、かぜ薬、胃腸薬、消毒薬、包帯、ガーゼ、脱脂綿、はさみ、ピンセットなど。
非常用食糧・飲料水
- 缶詰、ビスケット類、ミネラルウォーター、水筒など。
- 粉ミルク、ほ乳瓶、離乳食、お粥など乳幼児やお年寄りの食料も忘れずに
ここにも防災備蓄倉庫
大地震時には、一時的に電気・都市ガス・水道などのライフラインの機能が停止したり、食糧や生活必需品の供給・販売機能がマヒ状態になり、通常の生活ができなくなることが予想されます。
このため、草加市では、日頃から計画的に食糧や生活必需品を調達できるよう対策を実施しています。
しかし、大規模な災害では、物資を調達するのにある程度時間がかかりますので、その間(2日間から3日間)は、皆さんが自前で生活していただくことになります。
東武鉄道高架下の防災備蓄倉庫
現在草加市では、市内の小中学校やコミュニティセンターなど55か所を避難所に指定し、備蓄倉庫を49か所設置しています。緊急時のために、救助用具セット・毛布・保温マット・アルファー化米・保存水などを備蓄しています。これらの備蓄品は、被害想定に基づいて計画的に整備しています。
備蓄物資の状況(平成20年12月1日現在)
救出資機材
- 可搬式ウインチ
- チエーンソー
- 折畳み式リヤカー
- 救助用具セット(バール等)
- 担架
- 発電機
- 投光装置
- 車輌移動機具
- 油圧ジャッキ
資機材・日用品等
- トイレ用テント
- 災害備蓄用毛布
- 災害備蓄用カーペット
- 保温マット
- 畳保温マット
- 防水シート
- 組立式トイレハウス及び災害用便器
- 大型救急箱
- 発電式ラジオ
- 懐中電灯
- ローソク
- 下着セット
- 生理用品
- 紙おむつ
- トイレットペーパー
- 浄水器
- かまどセット
- 調理セット
- 紙食器セット
- マンホール式トイレ
- 感染防護袋
食糧・飲料水
- アルファー化米
- 粉ミルク
- 保存水
注:備蓄物資は、計画的に整備していますので備蓄量は毎年変化しています。
このページに関する問い合わせ先
危機管理課
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