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花栗南小の手話校歌を作った皆さんへ児童たちがお礼の手紙

更新日:2023年3月3日

花栗南小では3月23日の卒業式に、校歌を手話と共に斉唱します。
卒業を目前にした3月1日、手話校歌作成に協力してくれた聴覚障がいのある人や、手話友の会の皆さんへ児童たちが感謝の気持ちを伝えました。
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学校に招かれたのは、聴覚障がいのある飯田さん、宮川さん、手話友の会の永水さん、草加市社会福祉協議会の森岡さんの4人。
児童を代表して7人の6年生がお礼の言葉や感想を伝え、練習してきた手話校歌を披露しました。
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校歌を手話に翻訳する時には「児童の生活する地域の雰囲気や歌詞のもつリズム感、小学1年生にもわかりやすい動きを大切に」(手話友の会の永水さん)、「歌詞からイメージをとらえ、嬉しさ・楽しさが伝わるように」(聴覚障がい者の飯田さん)、考慮したので大変だったそうですが、
「コロナ禍で声を出して歌えない時、手話に気づいてくれたことが嬉しく、作成に苦労はしたけれど完成した時は嬉しかった」(聴覚障がい者の宮川さん)とうなずきあっていました。

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児童たちからは「歌えなかったので、手話校歌があってよかった」「手話を知ることができた」「難しかったけど楽しかった」などの感想が伝えられました。
4月から約4か月かけて作成した手話校歌を児童たちが懸命に歌う様子に、作成した4人は思わず涙ぐむ場面も。
最後に福祉を学んでいる4年生児童がしたためたお礼の手紙と、完成した手話校歌DVDを手渡し、お礼の会は和やかに終了しました。
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手話校歌を導入した小林和美校長は「(コロナ禍で)学年集会もできない中、声を出さない手話で初めて集まれました。視力の悪い人が眼鏡を使うように、手話は、決して特別なものではないことを児童たちにわかってもらいたい」と話し、
音楽の授業で指導した鈴木教諭は「校歌が1番から3番まであり、長く難しいかなと懸念していたが、児童たちの覚えは早く、驚かされています」と話してくれました。

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