更新日:2023年2月17日
草加西高校普通科情報選択クラスの3年生が作成した、避難所の器具の組み立て動画を市公式YouTubeで公開しています。
子ども・若者世代に向けて、避難所の運営や器具について関心を持ってもらいたいと、クイズやコント仕立てなど高校生ならではの発想で、パーテーション・バルーン灯光器・児童梱包式トイレについて、2種類ずつ動画を作成しました。取り組みの説明を除き、動画のコンセプト作成・撮影・編集はすべて生徒の手で行っています。ぜひご覧ください。
草加市公式YouTube(外部サイトにつながります)
取り組みの詳細
草加西高校と草加市では、令和3年度から「越境×探究!未来共創プロジェクト」の一環として、連携した取り組みを行っています。コラボ第2弾となる今年度は、「防災×情報発信」をテーマに取り組みを開始。
市では、これまで避難所で使われる器具を紹介する動画がなかったこと、また、高校生をはじめとする子ども・若者世代に防災や避難所のことに関心をもってもらい、いざという時には避難所を運営する力として活躍してもらいたいと、高校生の目線で災害時に避難所で使用する器具の組み立て動画を作るプロジェクトを、高校生とともに取り組みました。
1月17日(火曜日)、草加市役所において市長や職員に向けて動画を発表
最終成果として、市役所で動画制作発表会を行いました。
動画の作成に当たり、生徒の皆さんからは「伝わりやすい言葉づかいや表現が難しかった」・「動画を通して、いざという時には、若い人たちに避難所を運営してもらえたら」と動画に込めた思いを語ってくれました。
発表会までの取り組み
・防災教育として修学旅行(2年生次)で震災遺構仙台市立荒浜小学校を見学
・HUG(注:)を体験し、災害時に実際にどのような問題が起きる可能性があるかを知り、避難所の運営について疑似体験
・コミュニティラジオこしがやFMの副局長を招き「地域の情報発信について」をテーマに受講
・危機管理課職員による出前講座・避難所で使う器具の使い方をレクチャー
注:HUGとは:Hinanjo(避難所)Unei(運営)Game(ゲーム)の略。カード等を使って、避難所運営を考えるためのアプローチとして静岡県が開発したもの。
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