更新日:2023年2月15日
令和5年2月5日(日曜日)中央公民館で今年度2回目となった、ぼうはんパワーアップ講座を開催し、親子や地域でボランティア活動をしてくださっている大人など、96人が参加しました。
講師は、うさぎママのパトロール教室主宰・安全インストラクターの武田 信彦さん。
武田さんは、「市民防犯」を提唱し、全国各地で公演やワークショップを行い、中央省庁への助言・地方自治体の防犯コンテンツを監修するなど、防犯のスペシャリストとして活躍しています。
1回目の様子はこちら(市HP内の他ページにリンクしています)
“子どもの防犯”に着目した本講座では、外出時に気を付けてほしいことをクイズ形式で出題し、危険を回避するための「予防力」、人との「距離感」、危険から逃げる・助けを求める「対処力」など、参加体験型プログラムをとおして楽しみながら学ぶことができました。
講師をしてくださった武田さんにお話を伺いました。
―本日の講座を取材して、子どもたちの運動能力の高さや考え方の柔軟さを改めて感じました。
武田さん 子どもたちは、家庭や学校ですでに多くの力を身に着けています。その力が、いかに自分を守るための“防犯力”になり得るのか、身近な大人たちがまず理解することが大切です。
草加市で「ぼうはんパワーアップ講座」を行うのは2回目ですが、子ども、保護者、地域のみなさんが防犯講座に一緒に参加するというのは、全国的にも珍しいと思います。
特に、1回目の時には、防犯ボランティアの方たちが活動時のユニフォームで来てくれたので、視覚的に「こういう人たちが、みんなを見守ってくれているよ!」と伝えることができました。
このような機会をとおして、世代を超えての交流や顔合わせすることも重要だと考えます。
―子どもやその保護者、地域の中で防犯の役割を明確に担っている人以外の大人は、子どもたちの安全のために何をしたら良いか分からない人も多いと思います。
何かできることはありますか?
武田さん 防犯に大切なことは、“まちに人がいること”です。
特に子どもを狙う犯罪が発生するのは「子どもだけの瞬間」が多いといわれています。すなわち、地域の中で子どもだけになる瞬間を減らすことが、防犯上も効果的。まちの中に人が増えることが大切なので、お掃除、買い物、犬の散歩など、それぞれのライフスタイルに合わせて外に出ていただくことが効果的です。
こんな時代だからこそ、さりげなく見守り合える雰囲気が広がると良いですよね。
―本日はありがとうございました。
そのほかにも、会場全体が地域のボランティアの皆さんへの感謝の拍手で包まれる場面もありました。
市では、子どもたちが安全・安心に生活できるよう、警察や地域と連携しながら防犯活動に注力していきます。
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