更新日:2018年8月30日
8月23日(木曜日)、フジパン株式会社東京工場と「災害時における救援物資提供に関する協定」を締結し、同日、市役所で締結式が行われました。
食料の生産拠点である工場との協定は草加市としては今回が初となり、大地震や豪雨などの災害が発生した場合、同工場で製造しているパンが指定避難所でもある市内小・中学校32校に供給されます。同工場では、24時間365日体制で1日当たり約20万個のパンを製造していますが、同工場での供給が困難な場合でも全国各地にある工場が協力し、食料の供給を確保します。
協定に際して田中和明草加市長は「首都直下地震や台風などに備えた災害時の食料供給の確保が求められており、今回の締結に深く感謝申し上げます。今後も市民が安心して住み続けられるつよいまちを築いてまいりたい」と謝辞を述べました。
また、フジパン株式会社東京工場 齊藤忠志総務課統括課長は「フジパンは、阪神淡路大震災をはじめ、各地の災害で避難所にパンの供給をさせていただきました。草加市におきましても地元の工場としてできる限り協力をしていきたい」と話されました。
市では災害時における食料供給を行っている同工場と協働で、万が一の災害が発生した場合でも市民の方が安心して避難所生活を送ることができる体制を整えられるよう鋭意努めてまいります。