更新日：2023年2月3日
草加市内で自社体育館を拠点に活躍するコナミスポーツ体操競技部所属のメダリストやコーチ達が、体操に興味を持ってもらおうと、1月29日（日曜日）コナミスポーツ体操競技部体育館で、体操体験会と演技披露を行いました。
主催はコナミスポーツ株式会社・（公財）草加市スポーツ協会・草加市の三者。
この三者は、草加市民がスポーツを通じて健康で、より豊かな生活を送ることができるまちづくりの実現を目指し、平成30年3月に「草加市スポーツ・健康づくり都市宣言の推進に関する包括連携協定」を結び、これまでもバック転教室などメダリストを擁する同体操競技部ならではの体操教室が開催され、小学生や保護者らから好評を得ています。
体操体験会
市内小学1年～3年生20人に、コナミスポーツ体操競技部選手並びにコーチがサポートし、サーキット方式で様々な種目を体験しました。
普段は使うことのない体操器具に子どもたちは興味津々。実際に触れると嬉しさから自然と笑みがこぼれ、教室の終わりには、みんなから「楽しかった」と喜びの声が溢れていました。
演技披露
子どもから高年者まで幅広い世代へ体操競技の魅力を伝えるため、事前応募の市民100人に、オリンピックや世界選手権のメダリストであるコナミスポーツ体操競技部選手及び市内小学校、栄中在籍のジュニア選手が演技を披露しました。
開催に当たり、コナミスポーツ株式会社 スクール事業部 水原部長は「体操にはすべての基本になる動きがある。自分の体のみを使って、こんなことができるということを感じてほしい。」と、山川百合子草加市長は「コナミスポーツ体操競技部の皆様が、地元である本市に地域貢献をしたいという想いから実現しました。是非この機会に体操に興味を持っていただき、本市ゆかりの選手を応援していただきたい。」と開催への期待を述べました。
演技は、加藤凌平選手がゆかと跳馬を、加藤裕斗選手があん馬と平行棒を、神本雄也選手がつり輪と鉄棒を披露しました。
解説を聞きながら見る選手の演技は、テレビとは違った力強さと繊細さを感じさせるもので、その迫力に会場は驚きの声と、感動からの大きな拍手に包まれました。
加藤凌平選手によるゆかの演技のようす
加藤凌平選手によるゆかの演技のようす
加藤裕斗選手によるあん馬の演技のようす
神本雄也選手による鉄棒の演技のようす
神本雄也選手による鉄棒の演技のようす
体験会と演技披露に参加した松平天惺さん（清門小3年）は、「初めて体操競技を見た。とても凄かった。体操体験もとても楽しかった。」と充実した表情で感想を話してくれました。
演技披露を終えた各選手にイベントの感想を伺いました。
加藤凌平選手からは、「生まれ育った草加。この場所で市民の皆さんにイベント開催し、演技を見てもらうことができて良かった。」と。
加藤裕斗選手からは「地域の人に還元したい、力になりたいと思っていた。開催できて良かった。」と。
神本雄也選手からは「応援してくれる人を間近に感じ、とても暖かみがあった。応援していただいている、ということを改めて認識できた。」と。
それぞれ地域への思いと感謝の気持ちを述べていました。
草加市では、本協定に基づき、今後もスポーツを通じたまちづくりを推進するとともに、コナミスポーツ体操競技部選手の活躍を応援します。