更新日：2023年1月12日
草加市松原4丁目の「松原児童青少年交流センターmiraton（ミラトン)」と「松原テニスコート」が1月4日から供用開始。
これを記念し、1月7日(土曜日）に、オープニングイベントが行われました。
イベントでは、テープカットやmiratonの愛称考案者への感謝状贈呈、草加ジュニアオーケストラによる演奏などが行われました。
供用開始にあたり、山川草加市長は「miratonは、子どもと青少年の方の利用を中心に様々な世代が交流できる場として、また、松原テニスコートは、市民の皆様のスポーツの拠点としてぜひご活用ください。皆様には引き続き、子どもたちをあたたかく見守っていただきながら、この場所に集い、皆様のお力でmiratonと松原テニスコートを盛り上げていただけたら大変嬉しいです。」とあいさつしました。
感謝状を受け取った「miraton」の愛称を考案した外村陽子さんは、「周りにも話さず、こっそりと申し込んだものが採用され、大変嬉しく思っています。普段、市内小学校で給食の調理をしており、コロナ禍で子どもたちが制限をされている場面を見てきました。このような中でも、子どもたちに未来への希望を持ってほしいと「草加未来トンネル」略して「miraton」と名付けました。いろいろな世代の人が関わる施設になってもらえたら嬉しいです。」と喜びを語りました。
松原テニスコート
市内で、3か所目のテニスコートとなる「松原テニスコート」は、敷地面積約3766平方メートル。青を基調にしたカラーリングの全天候型ハードコート3面でナイター設備を完備し、併設のクラブハウスには、更衣室・トイレを設置しています。また、車いすテニスを行う人も利用しやすいよう段差を減らし、隣接する駐車場からすぐコートへ移動できるようになっています。
（利用方法：埼玉県東南部地域公共施設予約案内システム「まんまる予約」から。使用料：1面1時間600円。夜間照明設備を使用する場合は、1面1時間340円が追加。）
松原児童青少年交流センターmiraton（ミラトン)
また、松原児童青少年交流センターmiratonは、子どもや30歳までの若者を中心に誰もが利用できる多世代・多機能型の複合施設で、平成28年3月に閉館した松原児童館に替わる施設として、子どもの居場所やまちづくりの拠点となるよう、これまでの児童館機能に、青少年の活動・多世代交流・音楽活動の場としての機能が加えられています。
建物は、紙コップを半分に切って横にしたような特徴的なデザインで、1階には、322平方メートルのホールのほか、音楽室、ダンス室、マルチルームなど7室あり、2階には、読書や学習ができるラーニングスペースがあります。室内は、壁や廊下との仕切りを少なくしオープンな空間にしており、利用者同士の交流のきっかけとなることを期待しています。
（利用方法：同施設での利用登録後、当面は施設に直接。占用での利用は令和5年4月以降を予定。使用料：30歳以下の人は無料。31歳以上の人は有料。）
miratonの設置に当たり、市では市内の子どもや青少年の拠点となる施設として、市民の皆さん・地域の子どもたちと一緒に作り上げてきました。
市民の皆さんと一緒にどのような場所にすべきか考えていこうと、7年前から市民ワークショップを開催したり、施設の設計に係るプロポーザルのプレゼンテーションなどの様子を一般公開したりと、市民協働による施設づくりを進めてきました。
そのほかにも公共施設ができる過程を知ってもらいたいと、子ども現場見学会なども開催してきました。
また、miratonの愛称も、令和3（2021）年11月20日から12月20日に公募をして決定したもので、一次審査は、応募総数202点の中から、近隣の6つの小・中・高校の児童会・生徒会と大人の住民等により3作品を選定。最終審査は、近隣の6つの小・中・高校の児童と生徒の投票により、3作品の中から、「miraton」に決定しました。
愛称は、子どもや若者たちが施設でたくさんの人と出会い関わり、いろいろ経験して、未来に夢をもってほしいという思いが込められ、建物の先進的なデザインから未来に通じるタイムトンネルを連想し「草加未来トンネル」略して「miraton」とつけられました。
市では、子どもや青少年たちが訪れ、思い思いに過ごしてもらい、今後の利用ルールなども利用者の皆さんと一緒に考えながら、利用しやすい施設を目指していきます。
施設に関する問い合わせ
- 松原児童青少年交流センターmiratonについて
子ども育成課（勤労青少年ホーム）（電話）048-928-6421 - 松原テニスコートについて
スポーツ振興課（電話）048-922-2861