更新日：2022年11月17日
11月14日（月曜日）、「0歳からのハープコンサート」が開催され、会場となった子育て支援センターに、子どもたちの声とハープの音色が響きました。
音楽都市を宣言している草加市では、芸術の秋のこの時期、国際ハープフェスティバルのイベントとして、街なかの様々な場所でハープのコンサートが行われています。この「0歳からのハープコンサート」もその一つ。普段、コンサートに行くことが難しい、未就学児を持つ親や子どもたちに、親子一緒でハープに親しんでもらおうと、平成25年から開催されています。
当日は、ハーピストとしてコンサートや全国各地での演奏活動で活躍されている田中淳子さん、小林秀吏さんのお二人に演奏いただきました。田中さんは9回目、小林さんは3回目の出演となり、長く協力を頂いています。昨年より、会場が草加市文化会館から子育て支援センター内の「つどいの広場 ろけっと」に移ったこのコンサート、参加者の皆さんはより近く、ゆったりとお二人のハープの調べに触れることができます。
田中淳子さん
小林秀吏さん
曲目も、ジブリの名曲、ポップス、クラシックと親子が一緒に楽しめる選曲となっており、ハープの演奏をBGMとした読み聞かせなども行われ、出演者お二人のお人柄も合わせ、和やかな雰囲気が感じられるプログラムとなっていました。
とはいえ、参加した子どもたちは、0歳からということで演奏中に元気に走り出まわったり、泣き出してしまったりと、一般的なコンサートに比べて会場はとてもにぎやか。一緒にきたお母さんやお父さんは、子どもをあやしたり追いかけたりしながらも、思い思いにコンサートを楽しんでいました。子どもたちも、寝てしまう子もいれば、お母さんに寄りかかりながら聴き入っている子もおり、子どもなりに楽しんでいたようです。
アンコールとして演奏された「アンパンマンマーチ」の演奏が終わると、参加者からは大きな拍手が。コンサート終了後には、ハープをバックに親子で記念撮影など、ハープや演奏者と参加者の距離が近いこのコンサートを皆さん、最後まで楽しんでおられました。
今週末の11月19日（土曜日）、20日（日曜日）には、草加ハープフェスティバルを締めくくるフェスティバルコンサート、ファイナルコンサートが草加市文化会館ホールで開催されます。
市内では様々な場所で、ハープをはじめとする音楽を楽しめるイベントが開催されています。広報そうかやホームページ、各種公式SNSなどでご案内しておりますので、ぜひチェックいただき、楽しんでみられてはいかがでしょう。