更新日:2022年10月3日
9月17日(土曜日)~20日(火曜日)、草加市物産・観光情報センターで「ゆかた染め」の県伝統工芸士で草加市文化賞受賞者の昼間時良(ひるまときよし)さんによる「型紙展」が開催されました。
このイベントは、9月30日をもって24年間の歴史に幕を下ろした「草加市物産・観光情報センター」の開館当初から定期的に行われてきた催しで、施設が閉館することから、最後にお世話になった同施設のためにと昼間さん協力のもとに開催されたものです。
草加三大地場産業の本染めゆかた染色で使用する型紙や道具、染色されたゆかた等が展示され、訪れた人は昼間さんから提供された貴重な品々をじっくり鑑賞していました。
自分のデザインを型彫りから染め上げまで昼間さんに手掛けてもらったという女性は、「とても素敵なリバーシブルのワンピースが出来上がった。いまから着るのが楽しみ。」と話していました。
また、草加市物産・観光情報センターについては、「草加駅の鉄道高架下という場所が便利でよく来ていた。今後も場所を変えてこのような展示をしてほしい。」と閉館を惜しむ声が聞かれました。