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草加市

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ドナルド・キーン先生顕彰記念碑建立除幕式が行われました

更新日:2022年8月18日

7月28日(木曜日)草加市文化会館西側にある「漸草庵 百代の過客」の庭園において「ドナルド・キーン先生顕彰記念碑建立除幕式」が行われました。
この顕彰記念碑は、奥の細道やキーン先生とゆかりのある市民がつどい結成された「ドナルド・キーン先生を顕彰する会(以下「会」という。)」(今井宏代表)が、市民の手で顕彰記念碑を建設すべく、ドナルド・キーン先生生誕100年記念顕彰レリーフ建立事業を立ち上げ、協賛金を募り完成したものです。

除幕式には、会の皆様と市や市議会の代表のほか、ドナルド・キーン先生の養子のキーン誠己氏、レリーフ制作者の麦倉忠彦氏が参列していました。

式に先立ち会副代表の田中和明氏より挨拶がありました。
続いて、主催者を代表して会代表である今井宏氏より、ドナルド・キーン先生との出会いから、草加市の文化発展にご尽力いただいたドナルド・キーン先生の功績についてのお話と挨拶がありました。
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田中和明副代表
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今井宏代表
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浅井昌志市長


浅井昌志市長は、祝辞の中で「『奥の細道文学賞』や『ドナルド・キーン賞』などは、現在も草加市の文化芸術を振興する重要な事業であり、『おくのほそ道』の普及啓発を行なう本市にとって、先生が残してくださったものの大きさは計り知れません。このたびの顕彰記念碑建立は、キーン先生の偉大な功績をたたえ、後世に引き継ぐ、大変意義深いものです」と述べました。

顕彰記念碑除幕式が行われた後、会から市への顕彰記念碑寄贈、記念撮影が行われました。

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顕彰記念碑にはキーン先生が好まれた言葉の一つである「日本を寿ぐ(ことほぐ)」が刻まれており、銅板で作成されたレリーフはキーン先生の学者として物事を深く探求する鋭い眼光が再現されたものになっています。
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キーン誠己氏
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会の締めくくりに副代表の井出和志氏から「草加松原の松並木は、皇居にある松と同じように青々としている。松並木の蝉の声が、この顕彰記念碑に染み込んでいき、年月をかけ草加の文化、歴史を作り上げていく」と話されていたことがとても印象的でした。

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