更新日:2022年6月22日
草加市は海抜2メートルから4メートルのほとんど平らなまちで、綾瀬川や中川の下流域に位置していることから、歴史的にも水害が多く発生してきた地域です。
過去の度重なる浸水被害に対し、国・県・市による河川改修や放水路の建設、排水ポンプ場の整備などの総合治水対策によって、浸水の発生は少なくなりましたが、近年ではゲリラ豪雨など、想定以上の大雨が日本各地で頻繁に起こっており、水防は草加市にとって重要な課題となっています。
本格的な雨のシーズンを前に、水防活動における市職員の技術及び意識の向上を図るため、5月13日(金)に草加市松江の建設部資材置き場で、土のう作成および土のう積みを実施しました。
これまで、コロナ禍により、建設関係の職員のみで縮小し実施していましたが、今回は3年ぶりに全庁から職員を募って実施し、消防組合の職員と合わせて約80人で行いました。
作業は、小雨が降る中で行われ、建設部のベテラン職員が、土のう作成のデモンストレーションを行った後、防災服を着た職員たちが2人1組となり、土を袋に詰め、次々に土のうを積んでいきました。
この日作成した土のうは、約1500袋。作成目標より300袋多く作成しました。
作成した土のうは、市内の消防署及び分署に配備し、市民の皆さんへ配布を行います。