更新日:2022年6月22日
草加市金明町の東武鉄道の高架下(綾瀬川遊歩道の一部)で、頻繁に続いていた落書きの防止対策として、新田中学校美術部がデザインした壁画が描かれました。
令和3年7月に市が「オリンピック・パラリンピック」をテーマに同校美術部へデザイン画作成を依頼。美術部員21人が4か月かけて原画を作成しました。
出来上がった原画をもとに、両面合わせて全長約38メートル・高さ2メートルの壁面に業者が塗装を行い、3月下旬に完成。色鮮やかな塗料で描かれた壁画は、離れた場所からでも目を引きます。
壁画には、オリンピック・パラリンピック競技のほかにも、スカイツリーや浅草寺、富士山、桜、草加市の松など日本の風景や名所も描かれています。
完成した壁画を見て部長の指田さんは「暗くてこわいイメージのあった高架下が明るく通りやすくなったと思います。どんなデザインにするか、どの競技をいれるかなど話し合いながら考えたデザインが壁画になってとても満足です。地元の皆さんに愛される通りになってほしいです」と話していました。
お近くにお越しの際は、生徒の皆さんのこだわりが詰まったデザインをぜひご覧ください。