更新日:2018年11月12日
10月24日~26日、新里小学校の3年生124人が藍染めによるハンカチ作りに挑戦しました。講師は埼玉県伝統工芸士の昼間時良さん。毎年、同校の3年生に藍染めを教えています。
染めの作業を行う前に藍染めの仕組みなどを学んだ児童たちは、さっそくハンカチを思い思いに輪ゴムで縛っていきます。全体をまんべんなく縛ったり、半分に折りたたんでから縛ったりと、様々な縛り方が見られました。
縛り終わると、染めの作業。ハンカチを藍液に浸けて120秒数えます。待ちきれない様子でしたが、藍液から出さずにしっかり浸透させていました。
藍液から出すと次はハンカチを空気にさらして酸化させます。酸化が進むと緑色からだんだんと色が変わっていき、綺麗な藍色になったらできあがり。
水洗いして輪ゴムを外すと、世界に一枚しかない自分だけの模様のハンカチが現れました。
できあがったハンカチをベランダに干すと、個性的な柄がずらりと並びました。
それぞれ柄を見せ合いながら「みんな柄が全然違うね」「どうやって縛ったの?」などと話していました。
最後は昼間さんの前で発表会が行われ、全員が自分のハンカチをみんなの前で披露しました。昼間さんは「とてもよく考えて縛ってできた模様」「しっかり酸化していて良い色」など、一人ひとりの作品を講評していました。