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草加市

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草加市名誉市民顕彰式が行われました

更新日:2018年10月5日

10月1日(月曜日)に、元草加市長・元衆議院議員の今井宏氏への名誉市民顕彰式が執り行われました。

草加市名誉市民は、広く社会・政治・文化の興隆に功績があり、市民の誇りと尊敬の対象とされる方に贈られるもので、初代草加町長の野口太七氏が昭和35年に、初代草加市長の牛山信吉氏が昭和42年に決定されて以来、約50年振りに3人目の名誉市民となられました。
草加市名誉市民顕彰式1
前列左から 切敷光雄草加市議会議長、今井宏氏、田中和明草加市長
後列左から 高木宏幸教育長、中村卓副市長、河野辰幸病院事業管理者


今井氏は、昭和16年7月に本市でお生まれになり、昭和45年11月に29歳の若さで草加市議会議員に初当選、昭和51年12月には当時全国最年少となる35歳で草加市議会議長、昭和52年10月には当時全国最年少の36歳で第5代草加市長に就任されました。その後、平成5年7月から四期、約13年にわたる期間、衆議院議員として草加市政の発展のみならず、地方分権の前進にも多大な貢献をされています。
永年にわたる地方自治並びに国政に尽力された功績により、平成23年11月には、旭日重光章受章の栄に浴されています。

草加市名誉市民顕彰式2  草加市名誉市民顕彰式3

今井氏は昭和52年10月から平成5年6月まで草加市長を務められ、都市基盤の整備を進められるとともに、市が誇る文化事業を創設されるなど、現在の「草加市」の礎を築かれました。

海抜2mから4mという低地に位置し、これまでも幾度となく水害に遭ってきた草加において、治水事業に特に力を注がれ、河川激甚災害対策特別緊急事業を4次にわたり実施。綾瀬川等の河川改修や排水機場の建設が進められ、東京外かく環状道路に沿って整備された綾瀬川放水路の完成後には、市域全体に及ぶ大規模な浸水被害はほとんどなくなりました。また、東武線の高架線複々線事業にあわせ、草加駅東口や谷塚駅東口の駅前再開発事業、新田西部土地区画整理事業など、草加の大型事業を次々と実施されました。

一方、文化面では、俳聖 松尾芭蕉の「おくのほそ道」の「その日やうやう草加という宿にたどり着きにけり」という一節にちなみ、「奥の細道文学賞」の創設や、音楽を取り入れたまちづくりとして、世界の一流ハープ奏者が集まる「国際ハープフェスティバル」を立ち上げられ、現在このフェスティバルは、国内最大級のものとなっています。

          草加市名誉市民顕彰式4

顕彰式に当たり今井氏は、「私の人生は縁と出会いに支えられてきました。名誉市民は身に余る光栄です。私は『草加市を愛します』を信条に政治家として活動してきましたが、これからも愛する故郷草加へ永遠のボランティアとして奉仕していきます。今後、市政を担っていく皆さんには、文化性に富んだ居心地の良いまちづくりをしてもらいたいと思います。」と述べられました。

草加市は今年の11月1日に市制施行60周年を迎えます。今の草加市の礎を築いてこられた先人たちの思いを引き継ぎ、これからも「いつまでもこのまちで暮らしたい」と思える快適都市・草加の実現に向けたまちづくりに取り組んでいきます。

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