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草加市

人と人とのつながりがまちの力となる

更新日:2024年2月1日

人と人とのつながりがまちの力となる

毎月第2・4水曜日に稲荷コミセンで開催されている、ふれあいサロン「IMAいなり」。
誰もが気軽に立ち寄ることができる地域のリビングルーム(居間)として、2019年にオープンしました。
毎月第3土曜日にはIMAいなり食堂も開催され、子どもから高年者まで幅広い年齢の人々に愛されています。
12月13日に開催されたお楽しみ会では、合計83人が参加し、カレーライスが振舞われたり、ビンゴ大会が行われたりしました。
利用者は、「こんなに多くの人と一緒にご飯が食べられる機会なんてなかなかない。こうやって家じゃ作れないものを食べられるのも良い」と笑顔で話してくれました。

また、別日に開催されたIMAいなり食堂では、用意されていた85個のお弁当が、1時間程度であっという間になくなってしまうほどの大にぎわい。
会場は子どもたちが楽しそうに遊ぶ声や、高年者が子どもたちにクリスマスリースの作り方を優しく教える場面を見ることができ、様々な年代の人が交流できるみんなの居場所だと実感できます。
副会長を務める丹羽尊司さんは、IMAいなりについて、こう話します。

「普通に暮らしていると、新しく人と関わりを持つことはなかなか難しい。だからこそ、IMAいなりが、誰でも気軽に訪れることのできる場所となることで、少しでも人と人とのつながりを作ることができたら嬉しく思います」

IMAいなりを通して生まれた、「人のつながり」が地域の力になると実感したのは緊急時だと言います。
予期せぬ災害時に、スタッフやいつも利用している人たちと連絡を取り合うことで互いの無事を確認し合えたとのこと。
「人との関わりや、地域に知り合いがいるということが大事だと思っています。居場所となれる場所が、地域にいくつもあるので、少しでも利用してもらえたら嬉しく思います」と丹羽さんは話します。
もしもの時に備えるためにも、知識や備品だけでなく、日常的に近所の人との関わりを持っておくことの重要性を教わるエピソードでした。

副会長 丹羽尊司さん
副会長 丹羽尊司さん

IMAいなり

IMAいなりは、高年者の日常生活の充実や社会参加を図る生活支援体制整備事業から生まれた活動のひとつです。
お茶をしながら、お話・麻雀など、思い思いに過ごせます。

IMAいなり

日程:毎月第2・4水曜日 11時~15時
費用:100円

IMAいなり食堂

誰でも利用でき、手作りの食事と楽しい団らんを過ごせる地域食堂です。

IMAいなり食堂

日程:毎月第3土曜日 12時~14時30分
費用:高校生まで無料、大人300円
場所:稲荷コミセン

問い合わせ

草加市社会福祉協議会
電話048-932-6770
ファクス048-932-6779

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