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草加市

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「だれもが幸せなまち 草加」実現に向けて

更新日:2024年1月4日

これからの草加は、市と市議会、そして市民の皆様との対話を通じてパートナーシップを培い、共に手を取り合って築いていきます。
本年も皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

草加市長 山川百合子「このまちの未来を市民の皆様とともに」草加市議会議長 白石孝雄「分かりやすく開かれた議会の実現へ」

2023年はどんな年となったか?

山川市長

まちに明るさと活気が戻ってきました。コロナ前よりもイベントが開催されて、人だかりをたくさん見るようになりました。私自身としては、市長就任一年目でしたから、まちの方々とのふれあいを大事にしながら、草加市政、事業の中身を把握する年でした。草加市政の課題と可能性が浮かび上がってくるような感覚でした。また、就任時に伝えた職員の皆さんとの関係構築に努力した一年でもありました。

白石議長

約4年間続いた「ウイズコロナ」が2023年5月より「アフターコロナ」へと転換したことに伴い、各地でイベントや行事などが再開され、地域の活気が取り戻されてきました。それによって世代を超えた住民同士が交流を深める機会が増え、地域が元気を取り戻した年になったと思います。自治会や町会の皆様で作り上げているイベントや行事は、地域活性化へつながり、市民の皆様も楽しみにしていただいていると思います。私も積極的に参加しています。

草加市の魅力とは?

山川市長

「草加松原」や「お煎餅」など、歴史や文化はもちろんですし、地の利が良いまちです。何よりもアピールしたいのは「人の力(市民力)」です。「人の力(市民力)」とは、このまちを愛し、まちに貢献したいという思いをもって行動する市民の存在のことです。楽しいイベントというのは、地道に準備し当日走り回ってくださる方がいて、はじめて成り立ちますよね。そのような裏方を含めて動いてくださる方々が市内の各地にいらっしゃる。「草加はイベントの数がものすごく多い」というのが市外の方々の肌感覚です。この「市民力」は素晴らしいものなのです。また、親切な人が多いなと感じています。私自身が骨折をして車いす生活をした時には、まちでたくさん助けていただきました。

白石議長

「地域ごとに住む人が主体となったまちづくり」です。草加のまちづくりは各地域に住む人たちが主体となり、防災・防犯の抑止力向上のためにパトロールなどを行い、多くのイベントや行事なども開催され、どの地域も多くの方が参加されています。地域主体となったまちづくりは草加市の魅力だと思います。

2024年を一言で表すと?

山川市長

「未来へ」ですね。

草加市長に就任してから一年余り、様々な方々とお話、対話をする機会をいただきました。その中で、市民の皆様の心に、これからの草加への希望の光を感じることが多くありました。

コロナというかつてない苦しい時代を経験し、普通の日常が送れることのありがたさや、人とのつながりの大切さを意識することが増えたのではないでしょうか。今を大事に思えるからこそ、これからのことが楽しくなる。こどもたちは自分の将来に夢を抱き、子育てしているご家庭はこどもたちの行く先を思う。そして人生を長く生きている方も、変化のスピードが加速している今、どんな社会がやってくるのだろうと期待する、そんなワクワクする気持ちが膨らむ「未来へ」向かう年にしたいなと感じています。

白石議長

私は「つながり」ですね。

人と人が「つながり」、コミュニケーションを通し、信頼関係を築いていくことができると思います。地域の住民同士が「つながり」合っていれば助け合いや感謝の気持ちが生まれます。そのことによって、災害時の助け合いやイベント、行事などに参加することが自然とできるようになり、地域の中で孤立を無くせるのではないかと思っています。ご近所同士の日々の挨拶でも「つながり」は持てます。温かいつながりを持つことにより、住民同士が幸せな生活を送ることができるのではないでしょうか。

草加市が向かう未来は?

山川市長

「だれもが幸せなまち」でありたいと思います。幸せは人それぞれですが、「愛されている」と実感する時や、「自己実現」できる可能性が開かれている時、「社会や人の役に立てている」と感じられる時は、幸せを感じられるように思います。それぞれの幸せづくり、まち全体の幸せづくり・まちづくりに、ぜひ、市民の皆様が積極的に参画していただきたいです。特に未来をつくるこどもたちをまちづくりの主人公として、その声を生かす仕組みには力を入れたいです。“こどもの笑顔で大人も幸せ 大人の笑顔でみんなが幸せ”そんなまちを目指します。

白石議長

草加市は東京都と隣接し、多くの方が行き来しやすいまちです。多くの方に草加市を知っていただくなかで、未来の草加市についての意見を述べていただき、私たちはその意見に耳を傾けていく必要があると思います。草加市の未来は、これからを担う若い方たちとともに、世代を超えて一緒にまちづくりに参加できる環境や意見を出し合う環境をつくり、みんなでまちづくりを進めていくことが重要だと思います。そして、私たち市議会の役割は、市民の皆様の意見を市政運営に反映し、よりよい市政を実現していくことだと思っています。

本年も引き続き、市民の皆様の日々の暮らしにかかわる問題を、議会でしっかりと調査、審議し、分かりやすく開かれた議会の運営を目指します。

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