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草加市

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国指定名勝「おくのほそ道の風景地」指定から10年。

更新日:2023年11月20日

草加松原は、平成26年3月「国指定名勝『おくのほそ道の風景地』」に指定され、今年度で10年を迎えます。
危機に見舞われながらも先人たちの働きかけによって守られてきた草加松原の歴史を振り返ります。

国指定名勝「おくのほそ道の風景地」指定から10年。
写真 上段:昭和8年草加町保勝会記念絵葉書/中段:昭和37年頃/下段:平成26年

国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」指定から10年。
指定までに訪れた危機とは…?

危機その1 松並木の伐採が検討

昭和8年、当時の国道4号(現在の県道足立越谷線)の拡幅改良工事により松並木の西側の伐採が国で検討されました。
 ↓
草加町(当時)は「草加町保勝会」を組織して松並木の保護を開始。
その結果、上り・下りの道路を完全に分離・新設する、日本初の道路複線化が採用されました。

危機その2 公害によりマツが激減

昭和40年代、自動車の排気ガスや工場からの排煙等によりマツが枯れ、江戸時代より「千本松原」と呼ばれたほどうっそうと茂っていたマツが約200本に減少。
 ↓
市の保護の呼びかけや、市民による啓発活動、補植・施肥・並木の清掃等の保護活動が行われました。

先人たちの様々な思いにより守られてきた草加松原。
市では、国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」の保存活用計画と整備基本計画を策定。
草加松原の風景が守られるように、計画的な整備を行うとともに、観光事業や商標登録によるブランド化などにより、市のシンボルでもある草加松原を活用する取り組みを進めています。

問い合わせ

生涯学習課へ。
電話048-922-2830
ファクス048-922-3498

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