更新日:2016年1月7日
水道事業では、災害に備える取り組みを進めていますが、大規模な災害が発生した場合には、断水する恐れがあります。
このような時は、指定避難所と市内5か所の浄配水場で応急給水を行いますが、場合によっては、数日間かかることがありますので、生活に欠かせない水を日頃から家庭で備蓄することをおすすめします。
人間が生命を維持するために必要な飲料水の量は、1人1日約3リットルと言われています。これに家族の人数分が必要となります。
水の備蓄方法
- 災害用備蓄飲料水(市販されているもの)
- 水道水のくみ置き
水道水のくみ置きについて
- フタの閉まる容器を用意し、容器の中を丁寧に洗ってください。
- 水道水は容器からあふれるぐらい入れ、中に空気やゴミが入らないよう密閉してください。
容器の中に空気が入ってしまうと水の保存に欠かせない残留塩素が減少し、細菌が繁殖する原因となります(浄水器を通した水は、飲用として保存するには不向きです)。 - 保存場所は、冷暗所が最適です。冷暗所では約3日間保存できますが、夏季や暑さが続く場合は、早めに水のくみ替えしてください。
- 水をくみ替えをする際には、容器の中を良く洗ってください。
また、保存していた水は飲用に使用せず、庭の水まきや洗濯に利用してください。 - 風呂の浴槽に水を張っておくと、非常時のトイレ排水や火災発生時の初期消火などに使用することができます。
残留塩素の効果
水道水に含まれる塩素(残留塩素)は、細菌の繁殖を抑える消毒効果がありますが、空気や光に触れるとその効果が徐々に薄れます。
この消毒効果が薄れると、細菌が繁殖しやすい環境になるため、飲用や保存には向きません。
なお、浄水器を通した水や沸かした水も、残留塩素がなくなるため、 細菌が繁殖しやすい環境になります。
細菌が繁殖した水を飲用すると、食中毒や感染症の原因になりますので十分注意してください。
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