第12回草加市立小中学校「いじめ撲滅サミット」を開催

　8月21日（水曜日）、中央公民館で市内全小中学校32校の代表児童生徒が集まり、第12回草加市立小中学校「いじめ撲滅サミット」を開催しました。

　いじめ撲滅サミットは、児童生徒が安心して学校生活を送ることができるように、学校・家庭・地域がいじめに対する関心を高め、防止していこうという態度・意識をもつことを目的に平成25年度から開催しています。

　そして、第12回目となる令和6年度は、午前中と全体発表前の午後の時間に、中学校区の代表児童生徒と教員が「誰一人取り残さないために、私たちにできること～学校での取組を通して～」という問いについて協議を行いました。グループ協議では、代表児童生徒そして教員が車座になり、各中学校区で行っていることの発展的な活動、他中学校区で行っていることの共有を行い、その場で全体発表用のスライドをまとめました。

　全体発表では、グループで協議した内容について、スライドを使いながら、各中学校区ごとに発表を行いました。児童生徒から様々な提案があり、とても充実した時間となりました。

草加市立小中学校「いじめ撲滅サミット宣言

　サミットの最後には、いじめ撲滅サミット宣言「お互いを認め合い、助け合います」「いじめを見すごしません」「相手の気持ちを考えて行動します」「笑顔いっぱいの学校をつくります」を、参加した児童生徒全員で唱和し、いじめをなくしていこうという思いを改めて共有しました。

いじめ防止に向けて

　草加市教育委員会では、「いじめ撲滅サミット」の開催のほか、「草加市学校におけるいじめ防止等のための基本的な方針」を定めるとともに、各校においても「学校いじめ防止基本方針」を定め、いじめ撲滅に向けた取組を推進しています。また、匿名報告・相談アプリ「STANDBY」を中学校の全学年に導入し、いじめ問題の情報収集や早期解決に取り組んでいます。