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草加市

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アライグマ・ハクビシン・タヌキについて

更新日:2024年10月31日

イヌでもネコでもない見慣れない動物を見かけたら、それはアライグマ、ハクビシン、タヌキかもしれません。
市内でも定期的に目撃情報があります。

アライグマ【特定外来生物

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生態・主な特徴

  • 属性:食肉目アライグマ科
  • 分布・原産地:北米~中米
  • 特徴1:姿はタヌキに似ているが鼻先からおしりまで40センチメートル~60センチメートル、体重は約6キログラム~10キログラムほどで体毛は灰褐色です。
  • 特徴2:目の周辺を覆う黒い部分(アイマスク)と、大きく長い「しま模様」の尾っぽ、人の手のひらのような前肢を持っています。
  • 特徴3:雑食性で木登りや泳ぎが得意です。
  • 繁殖期:春期に集中し、4月~6月に出産します。一度に産まれる子どもの数は3~6頭ほどです。
     
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           草加市内で捕獲されたアライグマ(幼獣)
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       左:アライグマの前肢(手のひら)          中央:アライグマの尾っぽ         右:アライグマの足跡

アライグマを見かけたら?

アライグマは草加市全域で目撃情報があり、基本的に夜行性ですが、日中に活動することもあります。
主に果物や野菜といった農作物を目的に敷地に侵入し、家屋侵入による建物の破損、糞尿による汚損の被害も発生することがあります。
また、アライグマは凶暴な性質です。咬まれたり、引掻かれたりすることによる感染症(狂犬病、アライグマ回虫等)や怪我を避けるため、見かけても、近寄らないようにしましょう。
ご自宅、敷地内にアライグマが出没し、被害を受けている方くらし安全課 生活衛生係 048-922-3642(直通)へ連絡してください。

注:埼玉県のアライグマ防除実施計画に基づくアライグマ捕獲従事者養成研修を受講し、市に従事者登録をした方及び市の有害鳥獣捕獲許可を受けた方以外は捕獲器等を使用して捕獲・駆除を行うことはできません。

アライグマ対策

アライグマを寄せつけない対策

・庭木の果実は早めに残さず収穫する。
・収穫せず廃棄予定の農作物は放置しないで処分する。
・外飼いしているペットのエサは置いたままにしない。
・建物内への侵入口となるすき間はふさぐ。
・庭木の伸びた枝葉は早めに剪定を行い、枝を伝って屋根などへ侵入されないようにする。
・敷地内の草木はある程度刈り取り、アライグマが身を隠せる場所を作らない。

アライグマの防除作業を行っています

アライグマはもともと日本に住んでいる野生動物とは異なり、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により、生態系などに被害を引き起こす可能性のある「特定外来生物」に指定されています。
これに基づき埼玉県では広域的なアライグマ防除計画を実施しています。

草加市では捕獲器の設置によりアライグマの捕獲・駆除を行っています。
市職員が現地調査のうえ、被害状況を確認できた場合に、県のアライグマ防除実施計画に基づき捕獲器の設置を行います。注:屋内(屋根裏等)の現地調査は行っておりません。
敷地内の屋外で約1~2週間を目途に捕獲器を設置しアライグマを捕獲します。

注意事項
・アライグマの痕跡が認められない場合、捕獲器の設置を行わないことがあります。
・市で罠設置できるのは屋外(庭や畑など)のみとなります。屋内(屋根裏等)での罠設置は行っておりません。
捕獲器の台数に限りがあるので、設置までにお時間をいただく場合があります。
・土日祝日は、捕獲されたアライグマの回収や、捕獲器に関する対応を行っておりません。
・ネコ等の捕獲対象外動物が罠にかかった場合は、速やかにその場で放獣する必要があります。

 

ハクビシン 【外来種】

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生態・主な特徴

  • 属性:ネコ目ジャコウネコ科
  • 分布・原産地:東南アジア、中国南東部、台湾など
  • 特徴1:姿はタヌキ、アライグマよりも細身な体つきです。
  • 特徴2:鼻先からおしりまで約40~65センチメートル、尾っぽは40センチメートル、体重は3キログラムほどで体の大部分は灰褐色、短い手足は黒色です。
  • 特徴3:鼻から頭にかけて白い縦線があり、夜行性で木登りが得意です。
  • 繁殖期:夏~秋、一度に産まれる子どもの数は2~3頭ほどです。

タヌキ(ホンドタヌキ) 【在来種】

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生態・主な特徴

  • 属性:食肉目イヌ科
  • 分布:国内に幅広く分布しています。(なお、北海道はエゾタヌキ)
  • 特徴1:鼻先からおしりまで約50~60センチメートル、尾っぽの長さは15~20センチメートル、体重は3~6キログラムほどで、体毛は灰黒色、目の周りや足先が黒色です。
  • 特徴2:雑食性で、生ごみ等も食べます。また、排泄物を特定の場所に集中する溜めフンをします。
  • 繁殖期:2~4月に交尾し、一度に産まれる子どもの数は4~6頭ほどです。

 ハクビシン・タヌキを見かけたら?

ハクビシンやタヌキなどの野生動物は人間との共存が原則となっており、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」で保護されています。生活衛生面で被害を受けている場合を除き、捕獲できないことになっています。草加市でも特定外来生物のアライグマとは異なり、ハクビシンやタヌキの捕獲・駆除は行っておりません。
駆除をご希望の場合は、直接専門業者や埼玉県ペストコントロール協会(電話:048-854-2890)へ依頼してください。
見かけた場合は、家の床下や屋根裏などに棲みつかれないよう、侵入される可能性のある穴やすき間を塞ぐなど、日ごろから家屋の点検をしておきましょう。また、ハクビシンやタヌキに餌を与えたり、触れたりしないようにしましょう。

ハクビシン・タヌキを寄せつけない対策

対策方法は上記のアライグマ対策と同様です。

このページに関する問い合わせ先

市民生活部 くらし安全課 生活衛生係 
電話番号:048-922-3642 
ファクス番号:048-922-1030

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