更新日:2024年7月1日
ネズミ駆除剤とは、ネズミを駆除する目的の薬剤で、一般的に『殺そ剤(さっそざい)』と呼ばれるものです。家庭用では、数回に分けて継続的にネズミに摂取させ駆除する累積毒剤が広く使用されています。
くらし安全課では、伝染病の発生や媒介を未然に防止し、衛生的で快適な生活環境の確保を図るため、殺そ剤の配布を行っています。配布の際には、くらし安全課窓口で受領書に住所・氏名・電話番号等を記入し、申請してください。
その他、ネズミ等で困っている人は、くらし安全課に問い合わせください。
殺そ剤の使用上の注意
- 殺そ剤はネズミの駆除以外には使用しないでください。また、殺そ剤は受領した方が責任を持って管理してください。
- 殺そ剤を小袋包装のまま、ネズミの現れそうな所に置いてください。
- ネズミは用心深く、警戒心が強いので、食べた様子が確認されなくても注意しながら3日間から4日間殺そ剤を配置してください。
- 小児の目の届く場所に置く場合は、就寝前に配置し、翌朝残った分は必ず回収するなど、絶対に誤食しないよう注意してください。
- 台所、厨房等では、食物を片付けておくと一層の効果があります。
- ネズミの侵入路となりそうな場所(屋根裏部屋、壁沿い、台所下など)4箇所から5箇所に配置してください。
- 人畜には低毒性ですが、もし誤って食べてしまった時は、直ちに吐き出させて医師の手当てを受けてください。
- 食料品と区別して保管し、使用後の殺そ剤残品は完全に回収してください。
- 殺そ剤の取り扱い後は、必ず手を洗ってください。
ネズミを寄せつけない環境作りを
- ネズミの餌をなくす
ネズミは基本的に雑食で、何でも食べます。人の食べ物はもちろんのこと、人が食べ残した残飯等の生ごみ、ペットフード、せっけんなども食べます。
- 食べ物は、戸棚や容器に入れるなど密閉できる場所に保管し、出しっぱなしにしない。
- 台所の流しにある三角コーナーの生ごみやペットフードの食べ残しは、出しっぱなしにしないで、ふた付きのごみ箱や密閉容器に入れ、就寝前には片付ける。
- ネズミに巣を作らせない
巣を作る材料と場所があると、ネズミが家の中に巣を作り、繁殖してしまいます。
- 巣の材料になりやすい新聞紙や布類、ポリ袋、ティッシュペーパーなどを室内に散乱させない。
- 押入れや物置はネズミの巣が作られやすいので整理整頓を心がける。
- ネズミの侵入路をふさぐ
ネズミは1センチメートルから2センチメートルの隙間があれば侵入可能です。ネズミの侵入路をふさぎ、家の中に入ってくるのを防ぎましょう。
- ガス管、水道管や電気配線が通る付近やエアコン導入部の隙間をコーキングなどでふさぐ。
- 壁、扉、戸袋内部の壁や軒下の隙間を点検し、ネズミの侵入路がないか確認する。
- 玄関、縁側や開いている窓からも侵入する恐れがあるので、開けっぱなしにはしない。
このページに関する問い合わせ先
市民生活部 くらし安全課 生活衛生係
電話番号:048-922-3642
ファクス番号:048-922-1030