更新日:2024年12月27日
かけがえのない命を大切に
人の「命」は何ものにも代えがたいものです。しかし、自殺者は後を絶ちません。全国では毎年、約2万人超の方が自殺(自死)で亡くなっています。令和5年は、埼玉県でも1300人以上、草加市でも42人の方が亡くなっています。(厚生労働省「自殺の統計:地域における自殺の基礎資料」より)
自殺(自死)の背景には、心身の健康問題や経済的困窮など様々な要因があります。その悩みや心配事、不安を感じたら、一人で悩まず誰かに相談してみませんか?
こころの悩みや不安を相談できる窓口・問い合わせ先
〇埼玉いのちの電話(外部サイトにリンクします)電話番号:048-645-4343(24時間365日)
〇こころの健康相談統一ダイヤル(外部サイトにリンクします)
電話番号:0570-064-556
〇#いのちSOS(外部サイトにリンクします)
電話番号:0120-061-338
〇東京自殺防止センター(外部サイトにリンクします)
電話番号:03-5286-9090(夜8時から翌朝2時30分まで、年中無休)
〇厚生労働省 支援情報検索サイト(外部サイトにリンクします)
電話・SNSでの相談
〇こころの相談(保健師による悩みを持つ人やその家族の相談等)
保健センター 電話番号:048-922-0200
(祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時)
厚生労働省「まもろうよこころ」
厚生労働省では、年齢、性別を問わず、不安や悩みを抱える方へ自殺防止のための相談窓口を設置しています。
厚生労働省ウェブサイト「まもろうよこころ」(外部サイトにリンクします)
市では、法律相談や生活相談など各種相談を行っています。
〇精神障がい者の援護、日常生活支援、就労支援センターに関する相談等障がい福祉課
電話番号:048-922-1442(祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時)
〇精神保健福祉士や相談支援専門員による精神障がい者やその家族の日々の生活に関する相談等
草加市障害者相談支援事業所 ふらっと草加(外部サイトにリンクします)
電話番号:048-954-5802(祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後4時)
〇市が取り扱う各種相談
埼玉県等でも関係機関による相談窓口があります
〇草加保健所電話番号:048-925-1551(祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時)
〇埼玉県こころの電話(外部サイトにリンクします)
電話番号:048-723-1447(祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時)
〇埼玉県立精神保健福祉センター(外部サイトにリンクします)
⇒来所による精神保健福祉相談(外部サイトにリンクします)
電話番号:048-723-6811(祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時)
〇暮らしとこころの総合相談会(外部サイトにリンクします)
電話番号:048-782-4675
その他、Eメールによる相談窓口、こころの健康に役立つサイト等について、下記の「関連リンク」で紹介しています。
身近な人の変化(サイン)に気づくために
心身の不調や、悩みや心配事がいくつか重なると、誰であっても自殺のリスクが高まります。本人が「死にたい」、「苦しい」と言葉にしなくても、平気そうな顔をしていても、本人は我慢していたり、追い込まれている可能性もあります。ゲートキーパー
自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、かかわりを通して「孤立」や「孤独」を防ぐことが需要です。「ゲートキーパー」とは、自殺(自死)の危険を示す変化(サイン)に気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話をきいて、必要な支援につなげ、見守る)ができる人のことで、言わば「命を守る門番」とも位置付けられる人です。ゲートキーパーには、特別な資格は不要です。
まずは、声をかけることから始めてみませんか?
・厚生労働省:ゲートキーパーになろう!(外部サイトにリンクします)
・厚生労働省:誰でもゲートキーパー手帳(外部サイトにリンクします)
自殺の危険を示す変化(サイン)の例と対応
家族や身近な人の様子がいつもと違うことはありませんか?もしかしたら、悩みや心配事を抱えているかもしれません。
【変化(サイン)の例】- 食欲がなくなる
- 眠れなくなる
- ため息が多くなる
- 突然身辺の整理を始める
- 自殺をほのめかす言葉や「死にたい」など自殺について口にする など
1.声かけ
声をかけることは勇気がいることですが、「眠れてる?」、「何か悩み事があるの?よかったら話してみて」など、声をかけてもらえることで気持ちが楽になることがあります。2.傾聴
相手の話を聴くときは、相手の感情に共感し、支持することが大切です。話しやすい雰囲気を作ったり、相手の発言をじっくり待って十分に話を聴きます。「話してくれてありがとう」、「大変でしたね」など、ねぎらいの気持ちも言葉にして伝えましょう。3.つなぐ
このページにもあるように、様々な相談窓口があります。相手の話を丁寧に聴いて、相談窓口の情報を提供しましょう。4.見守る
相手の変化に気づき、声をかけ、話をきくことを繰り返すことが、「見守る」ことになります。(参考:厚生労働省「誰でもゲートキーパー手帳 第二版」)
ストレスを意識して、こころの健康も大切にしましょう
こころの健康も体の健康と同じように、普段から気を付けることが大切です。しかし、こころの健康状態は、自分でもなかなか自覚しづらいものです。自分のストレスの危険信号を見逃さず、早めに気づいて、上手にコントロールしていきましょう。
・5分でできる職場のセルフチェック
「うつ」を疑う変化(サイン)
自分が気付く変化(サイン)
- 悲しい、憂うつな気分、沈んだ気分
- 何事にも興味がわかず、楽しくない
- 疲れやすく、元気がない(だるい)
- 気力、意欲、集中力の低下を自覚する(おっくう、何もする気がしない)
- 寝つきが悪くて、朝早く目がさめる
- 食欲がなくなる
- 人に会いたくなくなる
- 夕方より朝方の方が気分、体調が悪い
- 心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする
- 失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
- 自分を責め、自分は価値がないと感じるなど
周囲の人が気付く変化(サイン)
- 以前と比べて表情が暗く、元気がない
- 体調不調の訴え(身体の痛みや倦怠感)が多くなる
- イライラして怒りっぽくなる
- 口数が減ったり、周囲との交流を避けるようになる
- 仕事や家事の能率が低下、ミスが増える
- 遅刻、早退、欠勤(欠席)が増加する
- 趣味やスポーツ、外出をしなくなる
- 飲酒量が増えるなど
「うつ」は、誰でもがかかりうる病気です。
変化(サイン)に気づいたら、早めに医療機関を受診しましょう。
関連リンク
- 埼玉県立精神保健福祉センター(外部サイトにリンクします)
- いのち支える自殺対策推進センター(外部サイトにリンクします)
- 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳(外部サイトにリンクします)
- こころのサポート@埼玉(埼玉県SNS相談事業)(外部サイトにリンクします)
- さいたまチャイルドライン(18歳以下)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
健康づくり課
住所:〒340-0016 草加市中央1丁目1番8号
電話番号:048-922-1156
ファクス番号:048-927-0501