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伝染性紅斑(りんご病)の流行警報が発令されました

更新日:2024年12月18日

令和6年12月4日に埼玉県で「伝染性紅斑(りんご病)」の流行警報が発令されました。
警報を発令するのは平成27年5月以来9年7か月ぶりです。

伝染性紅斑の流行警報を発令します! ~咳エチケット、手洗いをして感染予防に努めましょう~

伝染性紅斑とは ~「りんご病」両頬の赤い発疹~

「伝染性紅斑」は頬がりんごのように赤くなることから、「りんご病」とも呼ばれています。
潜伏期間は10~20日で、両頬の発疹に続いて、手や足に網目状の発疹が現れます。
これらの発疹は1週間前後で消失することがほとんどです。

大人では、両頬の赤い発疹は少なく、関節痛や頭痛などが出現します。
関節炎症状により1~2日歩行が困難になることがありますが、ほとんどは自然に回復します。

妊娠中に感染した場合、まれに胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じる可能性があります。

感染力が強いのは、頬に発疹が現れる7~10 日くらい前の微熱や風邪のような症状の時で、この時期にウイルスが最も排泄されます。
発疹が現れた時には既にウイルスの排泄はほとんどなく、感染力はほぼ消失しています。

感染経路

  • 飛沫感染(咳やくしゃみなどの飛沫に含まれるウイルスを吸い込む)
  • 接触感染(ウイルスが付いた手で口や鼻などの粘膜に触れる)

感染対策

マスク着用と咳エチケット

飛沫感染を防ぐために、普段からマスクの着用等咳エチケットを守ることを心掛けましょう。

咳エチケット

  • 咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと
  • マスクをしない状態で咳やくしゃみが出るときはハンカチなどで口を覆うこと
  • 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと

外出後の手洗い

接触感染を防ぐには、手指などに付いたウイルスを流水・石けんによる手洗いで物理的に取り除くことが有効です。なお、アルコールによる消毒効果は弱いとされています。

妊娠期間における患者との接触の回避

妊娠中あるいは妊娠をしている可能性がある人は、伝染性紅斑(りんご病)の患者や、風邪の症状がみられる方との接触をできる限り避けるよう注意してください。

伝染性紅斑(りんご病)が疑われる場合は

  • 周りへの感染に気を付けましょう。
  • 症状によっては、早めに医療機関を受診しましょう。
  • 伝染性紅斑(りんご病)に特別な治療法はありません。症状に応じた対症療法を行うことになります。

このページに関する問い合わせ先

健康づくり課
住所:〒340-0016 草加市中央1丁目1番8号
電話番号:048-922-1156
ファクス番号:048-922-1516

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