更新日:2024年4月23日
ウイルスなどの病原体に感染した人や動物の血を吸った蚊に刺されることで、デング熱などの様々な感染症にかかるおそれがあります。海外では蚊を媒介とする感染症が多く報告されており、海外で感染して帰国した人から、国内に感染が拡大することを防ぐ必要があります。
蚊が媒介する感染症にかからないためには、一人一人が、感染症の流行地域で蚊に刺されない、住まいの周囲に蚊を増やさない対策をすることが重要です。
蚊に刺されないようにしましょう
屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合
- 長袖・長ズボンを着用し素足でのサンダル履きを避ける、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないように対策を行いましょう。
- 網戸や扉の開閉を減らし、蚊取り線香を昼間から使用するなど、できる限り家の中への蚊の侵入を防ぎましょう。
海外へ渡航される方へ
- 渡航前に現地での流行状況を把握しましょう。もし、蚊を媒介とする感染症の流行地域へ渡航される場合には、蚊に刺されないように万全な対策をしましょう。
- ジカウイルス感染症は胎児の小頭症との関連が指摘されています。妊婦や妊娠の可能性のある方は、可能な限り流行地域への渡航を控えてください。
蚊を増やさないようにしましょう
蚊の活動はおおむね10月下旬頃で終息します。以下の対策を10月下旬頃までを目安に行いましょう。
- 蚊は、植木鉢の受け皿や屋外に放置された空き缶に溜まった雨水など、小さな水たまりで発生するので、日頃から住まいの周囲の清掃を心がけましょう。
- 1週間に1度程度は、雨水が溜まった容器を逆さにするなど、住まいの周囲の水たまりを無くすようにしましょう。

出典:国立感染症研究所
関連リンク
- 蚊媒介感染症 埼玉県ホームページ(外部サイトにリンクします)
- デング熱について 埼玉県ホームページ(外部サイトにリンクします)
- 蚊媒介感染症 厚生労働省ホームページ(外部サイトにリンクします)
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健康づくり課
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