メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
草加市

トップページ > 市政 > まちづくり > 今様・草加宿 > 事業の進捗 > 進む 今様・草加宿事業

進む 今様・草加宿事業

更新日:2014年7月11日

住んでよく、来てみて楽しいまちへ

草加駅東口の旧町地区から草加松原に至る134ヘクタールを、歴史や文化を生かした個性と活気あふれる草加のシンボルゾーンとして再生する今様・草加宿事業。「住んでよく、来てみて楽しいまちづくり」をコンセプトに、市民と一緒になってまちづくりを進めています。また、歴史散策路や住吉とやま公園の整備が進んでいるなど、市民との協働により地域のにぎわいや活力が生まれ始めています。

住んでよく、来てみて楽しいまちづくりの画像

草加駅東口の旧町地区は、江戸時代に日光道中第2の宿場「草加宿」として栄えました。この草加宿が、現在の草加市のルーツとも言えるでしょう。市では、かつて宿場のあった旧町地区から草加松原に至るエリアを中心に、失われつつある歴史や文化とともに、かつてのにぎわいと活気を現代風に取り戻そうと、今様・草加宿事業に取り組んでいます。

草加のシンボルとなっている草加松原の松並木は、昭和40年代に200本まで減少したものを市民の力で再生したものです。この松並木再生に代表されるように、市民と行政がスクラムを組むことで大きな成果を生み出すことができることから、今様・草加宿事業も実施に当たり、町会・商店会・まちづくり団体の代表者や公募市民で構成する「今様・草加宿」実行委員会(現:「今様・草加宿」市民推進会議)との協働で進めてきました。

市では、平成16年度に実行委委員会がとりまとめたビジョンの提案を受け、「住んでよく、来てみて楽しいまちづくり」をコンセプトとする「今様・草加宿」事業推進計画を、平成17年度に策定しました。

主な計画内容は、(仮称)綾瀬川左岸防災公園の建設、歴史散策路、旧道地区内モデル道路、休憩スポットの整備のほか、ガイドマップの作成、道しるべの設置、景観形成などとなっています。

今様・草加宿事業エリアの画像

(仮称)綾瀬川左岸防災公園 草加のシンボルゾーンへ

綾瀬川左岸防災公園の画像

現在は、暫定的に広場として利用されている綾瀬川左岸広場。この広場を上のイメージ図のようにリニューアルし、市民の憩いと交流の場であると同時に、防災機能も備えた公園として再生整備を進めていきます。

計画づくりは市民とともに

公園の計画づくりに当たっては、市内の団体の代表者などによる「(仮称)綾瀬川左岸防災公園基本計画策定に伴う公園づくり懇談会」を開催し、計画の基となる構想案を作成しました。昨年は同案の閲覧と説明公聴会を開催し、市民などから寄せられた意見を踏まえ(仮称)綾瀬川左岸防災公園の計画をまとめ、約4.1ヘクタールの防災公園として平成21年9月2日に都市計画決定しました。

水辺に親しめる災害に強い公共空間に

計画では、(仮称)綾瀬川左岸防災公園を、イベントなども開催できる広場や、綾瀬川の河川環境を生かし水に親しめる場としています。また、災害時には一次避難地や物資集積・配給の拠点として活用できる防災公園として位置付けています。さらに、左岸広場の南側にある公共用地と、連続的な土地利用を図っていくこととしています。これにより、綾瀬川左岸地区は、多様な機能を持つ公共空間が集約され、市のシンボルゾーンとなることが期待されます。

旧道モデル事業 地域の力で商店街の活性化へ

旧道モデル事業の画像

道路の拡幅整備により沿道の店舗などの建て替えが進むことから、地区のまちなみは今後大きく変わっていきます。この好機を生かして、調和のとれたまちなみ景観をつくり、商店のにぎわいを取り戻そうと、地域の人が主体となってまちづくりを進めています。

平成20年度には、地権者によるまちなみ協議会が発足し、「まちなみ協定」を締結しました。この協定では、「安全な道路整備」、「魅力的な景観形成」、「商業活性化」の3つの観点から、道路整備に合わせ、店舗を建て替えする際に守るべき、建物デザインのルールなどを定めています。

問い合わせは、住宅・都市計画課へ。
電話番号:048-922-1798

歴史散策路整備事業 右へ左へ歴史の息吹を感じて

歴史散策路整備事業

草加駅東口から草加松原に至るエリアを、旧街道沿いの歴史を感じながら、ゆったりと楽しく散策できるように、「歴史散策路」の整備を、平成18年度から進めています。
この散策路は、歩行者が安全に歩けるように、車道に曲線状のインターロッキング舗装を行い、視覚効果により車がスピードを出しにくいように工夫しています。また、ヒートアイランド現象を和らげるため、保水効果のあるインターロッキングを使用しています。

整備しているのは、草加駅前一番通りから、国の登録有形文化財である歴史民俗資料館前を通り、東福寺参道、旧道に至る700メートルの区間で平成21年度に事業が完了しました。また、草加駅東口についてもバリアフリー化の整備を行いました。

問い合わせは、道路課へ。
電話番号:048-922-2197

草加駅東口についてもバリアフリー化の整備の画像

休憩スポット整備 旧町地区に住吉とやま公園が完成

休憩スポット整備の画像

歴史散策路を歩きながら、気軽に休憩できる場所として、平成21年3月、住吉1丁目に「住吉とやま公園」(約360平方メートル)が完成しました。この公園は、平成19年度から、地域の人と意見交換を重ねながら、園内の施設配置などを検討してきたものです。「地域の原っぱ」をキーワードに、草加宿の歴史の面影を感じるよう、公園入口には瓦屋根の数寄屋門とシンボルツリーの松を配置。園内には、小山やドングリの実のなる木があり、休憩する人だけでなく、地域の子どもたちの遊び場としても利用されています。

また平成21年度におせん公園を草加宿の北の出入口にふさわしい公園とするため、同公園の拡張工事を行いました。現在公園には、せんべい発祥の地碑があり、南側の公園用地には、市制50周年を記念し平成20年10月にまちづくり市民活動団体から寄贈された河合曽良像もあることから、歴史や文化を生かした公園として一体的な整備を進めていきます。

問い合わせは、みどり公園課へ。
電話番号:048-922-1994

  • おせん公園の画像

    おせん公園

  • 神明シティスポットの画像

    神明シティスポット

  • あじさい公園の画像

    あじさい公園

道しるべを設置ガイドマップを発行 まち歩きを楽しく

「道しるべ」を設置の画像

市内外から訪れる多くの人に、草加駅から草加松原までのエリアを楽しく散策してもらおうと、平成18年度から地区内に「道しるべ」を設置しています。道しるべは、地区内にある名所や旧跡の名称と目的地までの距離と方向を表した誘導サイン、名所や旧跡の沿革などを説明した解説板など5種類。

また、平成17年度から、地区内の見所や特選飲食店などを紹介した「今様・草加宿ガイドマップ」を発行し、無料で配布しています。

問い合わせは、産業振興課へ。
電話番号:048-922-0839

このページに関する問い合わせ先

文化観光課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
文化振興係 電話番号:048-922-2968 ファクス番号:048-922-3406
観光交流係 電話番号:048-922-2403 ファクス番号:048-922-3406

このページに関するアンケート