更新日:2022年1月14日
令和2年11月7日(土曜日)、草加市文化会館にて「おくのほそ道 草加松原国際俳句大会」を開催しました。
朝は雲に隠れていた空も、日中に近づくにつれすっきりと晴れ渡り、草加松原散策にぴったりの陽気となりました。
午前中の吟行句会では、「井上先生に会いたくて参加した」、「俳句はテレビの影響で3、4年前に始めたばかり」、「草加市民として草加松原という場所があることが誇らしく思う」など、参加者のみなさんから思い思いの自己紹介があり、会場は一気に和やかな雰囲気になりました。
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井上康明先生による吟行句会
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草加宿案内人の会によるガイドで草加松原を散策
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披講・選句の様子
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日本語俳句選者
黒田杏子先生 -
外国語俳句選者
長谷川櫂先生
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日本語俳句選者
井上康明先生 -
外国語俳句選者
デイヴィッド・バーレイ先生
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文化会館ホール受賞者インタビューの様子
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堀切実先生による記念講演「芭蕉と日本海、そして草加松原」
午後は会場を文化会館ホールに移し、受賞作品講評会や堀切実先生の講演会を行いました。
受賞作品講評会では、黒田杏子先生や長谷川櫂先生など選者の先生から直接講評をいただき、受賞者の嬉しそうな表情が印象的でした。
また、堀切実先生の記念講演「芭蕉と日本海、そして草加松原」は、長年芭蕉の研究に取り組まれてきた堀切先生ならではの講演で、時折ユーモアを交えながら芭蕉と草加松原についてお話いただきました。
おくのほそ道紀行330周年を記念して初開催となったおくのほそ道草加松原国際俳句大会。松尾芭蕉と草加のつながりが更に深まったような、俳句一色の1日になりました。
当日投句の部 結果発表
「漸草庵 百代の過客」前にて募集した「当日投句の部」。
午前9時30分から午後1時までの間で、66人から128句のご応募をいただきました。
選者井上康明先生による選句の結果、128句の中から大賞1句、特選5句、秀作15句、入選29句の計50句が決定しました。
また、当日投句の部「大賞」及び「特選」に選ばれた6人には、文化会館ホールにて井上先生から記念品の草加せんべいが手渡されました。
当日投句の部「秀作」及び「入選」は、下の関連ファイルからご覧ください。
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当日投句の部 投句の様子
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選者井上先生と大賞・特選受賞者による記念撮影
当日投句の部 大賞 | ||
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紅葉且つ散るひとひらは風の遺書 | 東京都新島村式根島 | 曽根新五郎 |
当日投句の部 特選当日投句の部 特選 | ||
立冬の橋渡りゆく頭陀袋 | 埼玉県越谷市 | 北村あゆか |
菰巻やけふは百代橋の北 | 東京都足立区 | 千寿関屋 |
冬川へ影ふかぶかと男松 | 埼玉県越谷市 | 谷端智裕 |
青銅の芭蕉の眼冬に入る | 東京都足立区 | 佐海みや子 |
百代へ羽ばたく松や神の旅 | 埼玉県草加市 | 桂樹 |
このページに関する問い合わせ先
文化観光課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
文化振興係 電話番号:048-922-2968 ファクス番号:048-922-3406
観光交流係 電話番号:048-922-2403 ファクス番号:048-922-3406
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