更新日:2024年3月13日
えせ同和行為は断固拒否しましょう
「えせ同和行為」とは、「部落差別は怖い問題である」という人々の誤った意識に乗じ、
部落差別に対する理解が足りないなどという理由で難癖を付けて高額の書籍を売りつけるなど、
部落差別を口実にして企業、個人や官公庁などに不当な要求を行うことです。
具体的な要求としては、機関紙・図書等の購入の強要、寄附金・賛助金の強要、下請への参加強要、
融資の強要など様々な形態があります。
埼玉県部落差別の解消に関する条例に基づき人権教育・啓発活動を積極的に推進する中、不法・不当な行為や要求をする「えせ同和行為」が
発生しており、特に年度当初は新しい環境に不慣れな人を狙い多発します。
相手が激しい口調で迫ってきても、不当な要求は断固として拒否してください。
「えせ同和行為」を排除して、一日も早く部落差別を解決しましょう。
「えせ同和行為」への対応
基本的な態度
- 不当な要求は、き然たる態度で断固拒否しましょう。
- 窓口担当者に対応を任せきりにしてしまうのではなく、組織全体の問題として対応しましょう。
- 具体的な要求を受けたときは、法務局、県、警察、弁護士へ相談しましょう。
具体的対応の要点
- 面談は当方の管理が及ぶ場所(例えば自社応接室等)で行いましょう。
- 対応者は必ず2名以上とし、幹部職員が直接対応することは、差し控えましょう。
- 面接の場合でも電話の場合でも、話の内容を録音し、又は記録を詳細に取りましょう。
- 応対は、おそれず、あわてず、ゆっくりと丁寧にしましょう。
相談先
- 法務省みんなの人権110番 0570-003-110
- 埼玉県県民生活部人権男女・共同参画課 048-830-2258
- 埼玉県警察本部刑事部組織犯罪対策局捜査第四課 048-832-0110(代)
- 公益財団法人埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センター 048-834-2140
- 埼玉県弁護士会民事介入暴力対策委員会 048-863-5255(代)
このページに関する問い合わせ先
人権共生課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0825
ファクス番号:048-927-4955