更新日:2018年6月25日
質問
家屋が古くなったのに評価額が下がらないのはなぜですか。
回答
家屋の評価額は、総務大臣の定めた固定資産評価基準(再建築価格方式を採用)に基づいて算出しています。
評価替えを行う家屋の再建築価格は、新旧基準間の建築物価(建築資材費や労務費等の物価)の差を従来の再建築価格に乗じ算出します。また、評価額は、物価差を乗じた新しい再建築価格に、建築後の経過年数によって生じる価値の減少率を乗じて算出します。
したがって、建築物価が上昇してしまうと、建築後の経過年数によって生じる価値の減少率を上回る場合もあり、評価額の下がり方が鈍かったり、また、従来の評価額より上回ってしまう場合があります。
従来の評価額より上回ってしまう場合は、評価基準に定められている経過措置によって、前年度の評価額を据え置くこととなっています。
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