ユニバーサルデザイン　ソフト事例7 　草加市・獨協大学地域研究プロジェクト

草加市では、獨協大学との共同研究事業として「草加市・獨協大学地域研究プロジェクト」を実施しています。このプロジェクトは、大学の持つ高度で多様な専門知識や技術を活用して、地域に根ざした大学との協同によるまちづくりを進め、市の施策に反映させていこうとするものです。

平成27年度・平成28年度は、研究テーマを「多文化共生から文化多様性へ―草加市における海外につながる子どもたちの教育を中心に―」として、「文化多様性」をキーワードとした、日本語を母語としない子どもたちへの教育に関する研究に取り組みました。

文献調査、シンポジウム・ワークショップの開催、言語学習と芸術活動を組み合わせた英語教育プログラムの実践等を行い、研究の理論的基礎を確立するとともに、日本語を母語としない子どもたちの文化多様性の維持や社会参加の促進に対する、言語学習等の影響についての検証などを実施しました。

草加市には、多くの外国籍市民の方々が暮らしており、多文化化、多民族化が進んでいます。年齢、性別、国籍、個人の能力差などに関わらず、だれもがより暮らしやすいまちづくりを進めています。