ユニバーサルデザイン　ソフト事例1　草加市ホームページリニューアル

草加市ではユニバーサルデザインの理念に基づき、平成18年10月に市のホームページに、CMS（コンテンツ・マネジメント・システム）を導入しました。そして、令和4年2月に市のホームページをリニューアルし、スマートフォンでも見やすいレイアウトや自動翻訳機能の追加等を行い、閲覧する多くの方々に優しく見やすく楽しい情報を提供していくよう心がけています。

インターネット上のホームページを見る際に、

• 文章を音声で読み上げてほしい
• 文字を大きくして見たい
• 文字色や背景色を変えて見たい
• 漢字にふりがなをふってほしい

といった様々な支援ツールをご用意しています。
写真は、文字の拡大機能、ふりがなの自動表示機能、文字色・背景色の変更機能をあらわしています。

ホームページではより多くの方が情報を閲覧できるように英語・中国語・韓国語による案内を行っています。
現在、草加市には、多くの外国人がいます。毎年増えている外国籍市民へ向けての情報発信はもとより、市外の外国人に対しても草加市を知っていただくための取り組みを行っています。
また、近年、閲覧者の多くはスマートフォンから色々な情報を入手しています。そういった方に対しても、より多くの情報を入手できるよう、スマートフォンによる情報提供も実施しています。

インターネットは、年齢や性別、障がいの有無、あるいは国を超えて、様々な人々が利用しています。理解力、技術力、身体能力（視力等）などは人それぞれ。また、インターネットを利用している環境や条件も様々です。
この「様々な人」や「様々な環境」に配慮しながら作成することが、ホームページのユニバーサルデザインとなります。
写真は、オンラインでホームページ維持管理システムの操作研修を受ける職員。

注：CMS（コンテンツ・マネジメント・システム）とは、ホームページを構築する際の「テキスト」「画像」「レイアウト」などの要素を一元管理するためのシステムのこと。